こんにちは。
メルリックス学院トータルアドバイザーの鈴村です。
本日13時、埼玉医科大学医学部前期の2次
合格発表がありました。72名の方が正規合格
され、そのうち3名が特待生合格でした。
昨年より4名多い正規合格者です。
埼玉医科大学の補欠通知は受験生本人に「補欠
合格候補について」というお知らせが郵便で
届きます。例年であれば、2月中から繰り上げ
合格が回り始め、それが3月末まで続きます。
埼玉医科大学は後期入試の1次試験を2月11日(日)
に実施しますが、前期と後期の繰り上げ合格は
バランスよく出していますので、後期入試が終了
したから前期の繰り上げ合格も終了、ということ
ではありません。
2015年度入試では、3月31日に前期の補欠候補
者に繰り上げ合格の連絡があったことが確認で
きています。
さて、埼玉医科大学2次試験を受験した後、金沢
医科大学の2次試験に向かった生徒が何人かいま
した。雪が心配されましたが、皆、無事に戻って
くることができ、翌日の聖マリアンナ医科大学
1次試験を予定通り受験することができました。
金沢医科大学の2次試験は、1日目のグループ
面接のテーマが2題とも「高齢者」に関わるもの
でした。1題は「高齢者がペットを飼うことに
ついて」、もう1題は「高齢者の自動車運転に
ついて」でした。
2日目のグループ面接では「健康寿命について」
が出題されました。これは前日の金沢医科大学
グループ討論対策講座でも出題したテーマなの
で、講座を受講した方はやりやすかったと思い
ます。
このあたりのテーマは、他の医学部の2次試験
でも狙われるため、チェックしておいて損は
ないでしょう。
小論文は、1日目に内田樹の『反知性主義』より
先駆的直感について、2日目に福岡伸一の『動的
平衡:生物はなぜそこに宿るのか』が出題され
ました。福岡伸一は医学部入試でよく出題され
ますが、内田樹は他学部の大学入試では頻出です
が、私立医学部では兵庫医科大学で、何年か前に
出題されたぐらいで、正直言って驚きました。
しかも、私も著作を読んだことがありますが
「先駆的直感」はかなり茫漠とした難しい概念で、
いくら要約とはいえ、やりにくさを感じた受験生
もいたのではないかと思います。
(ここから先は、医学部受験とは関係のない内容なので
その旨、ご承知の上、お読みいただければと思います)
内田樹と言えば、インターネット上に公開した自分の
テキストは公共物であるとして、コピーフリー、盗用
フリーを宣言しています。大学入試によく使用される
のは、読みやすい平易な文章だということもあります
が、著作権を放棄しているため、利用しやすいという
こともあるのではないかと思います。
私自身もこのブログに書いている文章は、自由に利用
していただいてかまわないと考えています。ただし、
数字や内容が間違っていたり、恣意的な解釈を入れたり
するのはご遠慮いただければと思います。
あくまで医学部受験生に有用な情報を提供していく
ためのブログですので、1人でも多くの方がこのブログ
の情報を別個に発信していただくのは一向にかまいま
せん。ただし、受験生の利便性を考えるならば、でき
ればこのブログから数値や記事を引用した場合は、
その当該記事の直接リンクを文章中に貼っていただけ
れば、どれぐらいの精度の情報か、読者の方々の判断
材料になるのではないかと思います。
このブログはメルリックス学院の田尻友久学院長の
ブログであり、本来であれば著作権はメルリックス
学院に帰属するものです。ただし、よほどのことが
ない限りは、事を荒立てるつもりはありませんので、
今後ともよろしくお願いいたします。
ちなみに、こちらのサイトではチャット形式で、
私が医学部受験に関するご質問にお答えいたします。
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いただければと思います。
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