こんばんは。
メルリックス学院トータルアドバイザーの鈴村です。

本日14時に東京女子医科大学医学部1次試験の
合格発表がありました。昨年より7名増の312名
の方が合格されました。

東京女子医科大学の2次試験は、2日間にわたって
受験番号順に個人面接が行われますが、メルリックス
から受かった生徒は全員、日本大学医学部の1次試験
日である2月8日を避けて、2月7日の2次試験日と
なりました。「日大と被りたくない場合は早めの出願
を」と呼びかけてきたので、ホッとしました。

さて、東京女子医科大学は1次試験で小論文と適性
試験を実施しているので、2次試験は個人面接のみに
なります。まず、面接の前に併願校と合否の有無を
アンケートに記入しますが、これは合否には関係ない
とあらかじめ言われます。ただ、面接の中で併願校
を聞かれることもありますので、矛盾したことを書か
ない方がいいでしょう。

面接官は3名で10分～15分程度の個人面接が
行われますが、さすがは女子医、面接官のうち1名
は必ず女性です。面接官には吉岡学長や内田学生
部長も入りますが、一昨年は4つあった面接室の
うち、どの部屋が「当たり」かは当日までわかり
ません。

面接室の声は外まで漏れてくるので、自分の前の
受験生は朗らかに面接していたのに、自分が部屋に
入った瞬間、緊張した雰囲気が張り詰めることも
あります。面接官はあらゆる方法で、受験生のこと
を見極めようとしてきますので、どんな態度であっ
ても動揺せずに、自分の伝えたいことを伝えること
が必要です。

また、面接室にはランプが付いたら入室するように
言われ、ノックをする必要はありません。

東京女子医科大学には「志望理由書」と「自己推薦書」
を提出していますので、その内容をもう1度自分で
確認しておく必要があります。また、高校の調査書に
何が書いてあるかわかれば確認しておくといいでしょう。
いずれも面接官が、面接の資料として持っています。

東京女子医科大学では時折、圧迫面接が行われるよう
で、女性である私も厳しい女性面接官になり切れるよう、
日頃から様々な女性を観察して練習しています。
ある医学部では「◎◎◎の△△△△さんみたいな女性
の面接官が怖かった」と聞けば、その方の動画を検索
して研究したりもしています。（伏せ字ばかりですが）

メルリックスでは東京女子医科大学医学部の推薦対策
講座も行っていますので、女子医が面接で受験生を
どう見極めようとしているのかは、なんとなくつかめ
ているのではないかと思っています。
推薦入試と一般入試で、年齢は違っても求める人材は
基本的に変わりません。最近の女子医は紋切り型の
質問よりもむしろ、1つの答を深く掘り下げてきたり、
女性医師について様々な角度から聞いてきたりと、
以前のオーソドックスな個人面接の形は踏襲しつつ、
より受験生の人物を見極めようとしていることが感じ
られます。

模擬面接は1回30分程度で、無料で行っておりますので
ぜひご希望の方はお電話でお申し込みください。

フリーダイヤル　0120-142-760

また、この機会に訂正しておきたいのですが、東京
女子医科大学はよく「多浪は取らない」と言われます。
確かに、女子の医学部受験生は「浪人しても1浪か2浪
まで」と親御さんから言われている子が多いため、昨年
の入学者も、現役：54名(うち一般入試の入学者は15名)、
1浪：36名、2浪：18名となっていますが、3浪：2名、
4浪以上：3名、大(短大)卒：1名も入学しています。
これまでメルリックス学院から、いわゆる多浪生も
再受験生も東京女子医科大学には合格しています。

ちなみに、正規合格者の内訳では、4浪以上：1名、
大(短大)卒：3名ですので、少なくとも4浪以上で
2名が繰り上げ合格になっており、逆に大(短大)卒
3名のうち2名は入学辞退していることになります。

色々な方の受験相談に乗っていると、よく「女子医は
年齢が高いと取ってくれないんでしょう」と言われま
すが、面接さえしっかりクリアすれば大丈夫だと考え
ています。
「女子医は多浪を取らない」は進路指導をしていて、
最も困る風説の一つです。

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