医学部入試

医学部の面接は「自分」ではなく「面接官」が満足する答を。(2018-02-04)

学院長の田尻です。
昨日は、医学部の2次試験対策は、2次試験を
受験する大学に合わせた対策が必要だとお伝え
しました。そして、「医学部の面接は自分がいいと思っても
面接官が満足する答でなければダメです」という
こともお伝えしました。今日は、その続きです。

医学部の面接で受験生を評価するのは
面接官です。総合大学であろうと医学部の面接官を
務めるのは医学部の教員です。総合大学では
医学部の入試問題を他学部の教員が作ることは
ありますが、医学部の面接において面接官を他学部の
教員が務めることはありません。つまり、医学部の
面接では評価者である医学部の教員が
満足する答を準備する必要があります。くどい
ようですが、受験生本人が満足する答で
あっても評価者である医学部の教員が満足
しなければ、面接のいい評価は得られません。

では、医学部の教員が満足する答とは、どのような
答なのでしょうか?

これは医学部の教員とは、どういう人達なのかを
理解するところから考える必要があります。とは言え、
面接が目前に迫った状況では、なかなか悠長な
ことも言っていられません。高校の先生、塾・予備校の先生や
スタッフ、身内などでこのあたりのことをよく分っている人が
身近にいれば、その人と一緒に2次試験を受ける
医学部に合わせた面接の準備をするといいでしょう。少なくとも
誰れかに自分の答を聞いてもらって、自分の気持ちや
考えがきちんと伝わるかの確認だけはして下さい。

自分では十分に自分の考えが伝わると思っていても
案外、第三者には上手く伝わらないことがよくあります。
自分の考えがきちんと伝わらなければ当然、
面接でいい評価は期待できません。

***メルリックス学院の医学部2次対策***
http://nyushi.melurix.com/archives/213

***メルリックス学院の後期・II期対策講座***
http://nyushi.melurix.com/archives/1551

***書籍好評発売中***

『私立医歯学部受験攻略ガイド<2018年度版>』発売中!

『医学部合格完全読本』かんき出版(Kindle版あり)