こんにちは。
トータルアドバイザーの鈴村です。
10日(土)に近畿大学医学部一般前期の2次試験
合格発表があり、125名の方が正規合格になり
ました。昨年より26名少ない正規合格者数で
した。受験者1,570名に対し、正規合格倍率
12.6倍となります。
昨年が受験者1,655名に対し正規合格者151名
で正規合格倍率11.0倍でしたので、合格者数を
少し絞ってきたことになります。
昨年、近畿大学医学部はどの入試区分でも繰り
上げ合格0名で、入学定員115名を3名上回る
118名の入学者数でした。
昨年7月に田尻学院長が大阪狭山キャンパスに
ある医学部教育グループ学務課を訪問した時は
「一般前期の配点をこれまでの英語重視から、
英語100点、数学100点、理科2科目200点と
フラット化したことにより、合格者層が変化した
のではないか」との回答だったそうです。
加えて、昨年は大阪大学が後期日程を廃止した
影響で、西日本の医学部受験生が「守り」に
入った結果、全体的に繰り上げの動きが鈍く、
近畿大学医学部や関西医科大学医学部といった
中堅私立医学部にその影響が顕著に出たのでは
ないかと個人的には推測しています。
今年の繰り上げ合格がどうなるかはまだ何とも
言えませんが、大学としても慎重になっている
のではないかと思います。ちなみに、昨年の秋
に行われた2018年度推薦入試では、2017年度
の52名とほぼ同じ51名が合格しています。
2017年度は推薦の歩留り率もよく、合格者52名
中30名が入学しました。
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