医学部入試

昭和大学医学部II期、日本医科大学後期の対策(2018-02-22)

学院長の田尻です。

一昨日は、関西の私立医学部後期対策についてお伝えしました。
本日は関東の2校、日本医科大学後期、昭和大学医学部II期について
お伝え致します。

まず、2月28日に1次試験が行われる日本医科大学です。
日本医科大学の後期入試は、昨年から実施された新しい入試です。
昨年は募集定員18名で、志願者は1,189名でした。
今年は志願者を若干減らす医学部が多いのですが、仮に
日本医科大学後期の志願者が減っても「さすがに日本医科の後期は
厳しい」と考える医学部受験生が減るだけで、高いレベルでの
激戦ということには、変りはないでしょう。
ちなみに、今年の後期の募集定員は21名です。

さて日本医科大学前期の英語、数学、化学は昨年と変わらず「問題そのものが
難しい」でした。日本医科大学の1次試験の配点は1000点満点中、
英語300点、数学300点と英語と数学の配点が高くなっています。
配点の高い英語と数学が難しく、この2科目でどう合格点を取るか、
そのための時間配分、問題を解く順番などの一人ひとりの事前の
作戦が大切になります。一人ひとりが学力にそれなりの自信を持つ
学力上位層の戦いですので周到な準備をして日本医科大学の
後期試験に臨んでください。
特に今年の日本医科大学前期は数学がかなり難しくなり、
数学の試験後に帰る受験生が何人もいたようです。
後期の数学の難易度が気になるところですが、数学が難しければ難しいほど
国公立医学部との併願者にとって有利となりますので、
メルリックスの生徒達には易しくなることを願うばかりです。

3月3日に1次試験を行う昭和大学医学部II期入試ですが、I期では
「物理が難しくなった」と感じた生徒が何人かいたようです。昭和大学
医学部I期に正規合格をした生徒は物理の難化というより、
とっつきにくい問題が多かったと感じたようです。
だから、解き始めれば案外、楽な問題もある一方で、これは捨て問だなと
思うような最後までやりにくい問題もあったようで、
見た目で決めつけるのではなく、途中まで解いて判断することも必要です。
また、その生徒によれば、数学もとっつきにくい問題が並んでいるが、
やってみると簡単な問題もあるので、虫食いのようにできるところから
埋めていき、どこを解いてどこを捨てるか、その場で判断したそうです。
また、昭和大学独特の場合の数と確率分布はやはり対策した方がいいでしょう。

日本医科大学も昭和大学医学部も、前期・I期の問題を持ち帰れます。
今年それぞれの大学で出題された問題を、講師陣がしっかり分析をして
参加してくださった受験生の皆さんを合格へと導くための講義を
行います。お役に立てると思いますのでよろしければ、ご参加ください。

また昨年からこれまで、メルリックスの講座を1度でも受講された方は
受講料を無料にさせていただいておりますので、お申し込みの際は
その旨お伝えください。

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