医学部入試

明日は近畿大学医学部一般後期1次試験日です。(2018-02-26)

学院長の田尻です。

明日は、関西の私立医学部後期入試のスタートとなる
近畿大学医学部後期入試の1次試験日です。
近畿大学医学部後期入試の1次試験会場は、近畿大学
東大阪キャンパスの他に、東京にも試験会場が設けられますので、
首都圏の医学部受験生も受験しやすい医学部後期入試になります。

後期入試の試験会場が、大阪の枚方キャンパスしかない
関西医科大学後期入試の昨年の志願者は、定員7名に対し
696名でした。一方、昨年の近畿大学医学部後期入試の
志願者は定員5名に対し931名で関西医科大学より定員が
少ないにもかかわらず、志願者は235名多くなりました。
東京に試験会場があることも影響していると思われます。

さて、近畿大学医学部後期試験の準備をする際に
気を付けなくてはならないことがあります。
「昨年から、試験問題が大きく変わった」ことです。
それまで、後期入試の問題は近畿大学の他学部と
同じ問題が出題されていましたので、9割は欲しい
医学部入試としては、かなり易しい問題でした。

しかし、昨年から後期入試の問題も医学部独自の問題に
なりました。近畿大学医学部後期入試の1次試験合格最低点は、
400点満点で、2015年度が351点、2016年度が353点でしたが、
昨年度の2017年度では271点に大きく下がっています。
80点ほど下がっていますので、問題そのものの
難易度がかなり変わったことが分かります。

ですから、一昨年までの近畿大学医学部後期の過去問は、
使えません。また、目標は9割ではなく7割になります。
では、近畿大学医学部前期入試の過去問は使えるでしょうか?
そう単純では、ありません。昨年から、近畿大学医学部入試は
前期も変わっています。昨年から配点が変わり、それに伴って
試験時間も変わっています。英語の配点が150点から100点に
変わり、試験時間も90分から60分に変更されています。
前期の過去問を解く時には、この点に注意してください。
ちなみに、後期の配点、試験時間は変わっていません。

今年の近畿大学医学部前期の出題傾向は、これまでと大きな
変化はありませんでした。恐らく後期も昨年と、出題傾向、
そして難易度ともに変わらないと思います。

メルリックスでは、この後も渋谷本校で昭和大学医学部Ⅱ期対策、
大阪校で大阪医科大学後期対策を行います。
また、各大学の2期・後期の2次試験対策も行います。

ところで、今度の日曜日、3月4日(日)は大阪校で
個別のご相談をお受けいたします。受験生本人、ご両親など、
医学部受験に関する、ご相談を個別に伺います。
3月4日(日)、朝9時から、夜8時まで1組に1時間程度、
時間を取らせていただきますので、どの様なことでも
お気軽にご相談ください。もちろん無料です。
※詳細は大阪校(TEL. 06-6375-8233)までお問い合わせください。

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