こんばんは。
トータルアドバイザーの鈴村です。

獨協医科大学医学部に進学しているメルリックス
の生徒から、繰り上げ合格の画像を送ってもらい
ました。
これまで、繰り上げ合格は本人通知と掲示がある
とは募集要項に書いてありましたが、掲示の本物
を見たことはありませんでした。

ところが今年は、獨協医科大学のセンター利用で
微妙な補欠順位を持っている生徒がいます。その
生徒のためにも、今どのぐらいまで回っているか
確認したいと思い、自分が担任していた卒業生に
連絡してみました。

先週の金曜日、2月23日に一般入試21名、センタ
ー利用10名の第1次繰り上げ合格者が発表されて
いました。

今回、掲示を送ってくれた卒業生は、なかなか1次
合格が出なくてヤキモキしていたので、獨協医科
大学の1次試験に合格したと直接、言いに来てく
れた時の嬉しさは忘れられません。
面談が終わる私を受付の傍で待ってくれていた横
顔を今も鮮明に思い出すことができます。

獨協医科大学は正規合格とはいきませんでしたが
補欠に入り、第1回の繰り上げ合格で見事に合格
しました。毎年、決め打ちのように、1次合格した
大学にそのまますんなり合格する生徒がいるので
すが、彼女もその1人でした。

再受験生だったことも含めて、彼女を担任した
時のことは忘れられませんが、数学の主任講師で
ある宮内先生に「◎◎さん、獨協に合格したん
ですよ～！」とはしゃぎながら報告したら、
「ああ、彼女は実力がありましたからね」と驚き
もせず、さらりと言われました。

確かに、模試の成績では理科よりもどちらかと
言うと、英語・数学の方が成績は良かったものの、
「数学の実力がある」と言い切れるほどの偏差値
ではなかったので、実際に授業を担当していた
講師の眼から見た「実力」は、やはり入試で実際
に使える「実力」なのだと改めて思いました。

その後で、彼女と同じクラスだった生徒から、
「あの方は数学メチャクチャできましたからね」
と言われ、模試の成績だけ見ていたら、メチャ
クチャできるとは言えないなあと、模試の偏差値
が当てにならないことなんてわかっていたはずな
のに、担任として何をしていたんだろうと後悔し
きりでした。

彼女はあるキャラクターグッズが好きなのですが、
福岡出張の折、生徒達の合格祈願に太宰府天満宮
までお参りに行ったことがありました。その帰り道、
参道の途中にそのキャラクターグッズが山のよう
に置いてある店を発見しました。

余談ですが、A5サイズのクリアファイルは医学部
の受験票を入れるのにちょうどいい大きさです。
（埼玉医科大学の受験票は大きすぎるのですが）
そのお店には、そのキャラクターのA5クリアファ
イルが、本当に大げさじゃなく山のように置いて
ありました。
私は公平を期すために、生徒に何か物をプレゼント
することは基本的にないのですが、その時はあまり
にも偶然にしては出来過ぎていたので、迷った末、
彼女のためにクリアファイルを購入しました。
（またどのクリアファイルを買うかでかなり悩み
ました）

あの時、お店の中でものすごく悩んだことも含めて、
今ではとてもいい思い出です。大学でも元気にやって
いるようで本当に嬉しく思います。

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