こんばんは。
トータルアドバイザーの鈴村です。

本日17時、関西医科大学医学部の一般後期1次
試験合格発表がありました。昨年より3名少ない
29名の方が1次合格されました。

受験番号を見ると、志願者は520名ほどと思われ
ます。昨年の696名より150名以上減っている
ことになります。
※1次合格者の受験番号の末尾が「0512」だった
ため、志願者は520名ほどではないかと予想しま
したが、実際に受験した方から、0560番台ぐらい
までは受験番号がありました、とご報告をいただ
きました。ありがとうございます。（2018.3.12）

一般後期の実施初年度である2014年度は1,014名
の志願者を集めたことを考えると、関西医科大学は
人気がないのかと思うかもしれませんが、むしろ逆
で、「募集人員7名」という少なさと、「最近の関西
医科大学は人気があって難しくなっている」という
医学部受験生の間に広がるハードルの高い印象が、
志願者の減少に繋がっていると思います。

その証拠に、志願者が減少したからといって、関西
医科大学の一般後期が易しくなっているかというと、
そんなことは全くありません。一昨年の一般後期は
志願者478名とこれまでで最も少ない数でしたが、
一般前期の補欠だった生徒が（後に繰り上げ合格）
一般後期は1次試験で不合格となりました。
ハードルが高い印象の一般後期に敢えてチャレンジ
する受験生は、強者ぞろいだなと改めて思いました。

ちなみに、来年2019年度から関西医科大学医学部は
センター・一般併用試験を10名で導入します。一般
後期の募集人員は1名減って6名となります。

さて今日は偶然、関西医科大学に進学したメルリック
スの卒業生が遊びに来てくれました。一般後期が導入
された年に受験して合格した再受験生の生徒です。

https://www.melurix.co.jp/dream/detail_2014_08.html
【夢の先へ】2014年度関西医科大学 合格

詳しくは、こちらの合格体験記を読んでいただきたいの
ですが、この中に出てくる「面接対策担当の先生」とい
うのが私です。

これまで様々な経歴の受験生が医学部に合格するのを
サポートしてきましたが、彼の経歴は本当に異色で、
その面接を一緒に練習させていただいたことは、私に
とって大きな経験になりました。
最初は頑張って、一緒に面接の模範解答を考えていた
彼が、「論理立てて説明するというのは、自分の中の
論理に従って話すことではない。相手の中にある論理
に従って話すことで、相手に論理的だと思わせること
ができるのだ」と発見し、用意していた模範解答では
なく、相手の面接官の質問に対して、自分の言葉で話
そうと決意していく過程は、傍で見ていて感動的でした。

京都に実家のある彼が、東京に来るたびに、今も忘れ
ずに寄ってくれることに感謝しています。
彼は関西医科大学の2次試験当日、京都駅の傍にある
私も大好きなラーメン屋さんでラーメンを食べてから、
試験会場である枚方キャンパスに向かいました。それ
だけの余裕と、これだけやったのだから悔いはないと
いう気迫を同時に感じました。

今度、私が関西に行った時は、またぜひ一緒に行きま
しょう。

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