学院長の田尻です。

来年の医学部合格に向けて、新高校3年生も浪人生も
今は「さあ、やろう！」という気持ちではないでしょうか？
医学部合格を目指す、今のその気持ちは忘れないでください。
1年を通じて頑張り抜くことは、簡単なことではありません。
どんな時も、自分を支えてくれるのは結局、医学部を目指す
自分の強い気持ちです。

さて「さあ、やるぞ！」と張り切って勉強に取り組むのは
いいのですが、がむしゃらに勉強すればいいと言うものでは
ありません。来年の医学部合格に向かって、まずやってもらいたい
ことは「ゴールを知ることです」

「ゴールを知る」とは、一般入試であれば来年の医学部入試の
当日に自分はどうなっていればいいのかを知ることです。
何のために勉強をするのかと言えば、医学部に合格するためでしょう。
では、医学部に合格するためには入試当日、どうなっていれば
いいのでしょうか？

それは、その大学の入試で出題される入試問題で合格点を取ることの
出来る学力が付いていればいいのです。間違って欲しくないのは
模試の偏差値を上げることが目標ではないということです。
いくら模試でA判定を超える高い偏差値を取ったとしても、
実際の医学部入試で合格点が取れなくては意味がありません。

繰り返します。模試の偏差値を上げることが目標ではなく、
志望校の入試問題で合格点を取れる実力を備えることが目標です。
それがゴールです。

では、どうやってゴールを知ればいいでしょう？
実際の入試問題を解くことです。志望校の入試問題を解くことで
「どれくらいの難易度の問題を、どのくらいの時間で解けるように
なればいいか」が分かります。今、解ける必要は無いのですが
来年の入試までにゴールにたどり着くことを考えて、そのために
必要な勉強を始めて下さい。

既卒（浪人）の医学部受験生の皆さんは「ゴールは分かっているよ」
と思うかもしれません。しかし、既卒の皆さんにもこの時期に
もう一度、入試問題を解いてもらいたいと考えています。
明日は、既卒の医学部受験生の皆さんにもこの時期に入試問題を
解いてもらいたい理由と、解き方についてお伝えいたします。

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