おはようございます。
トータルアドバイザーの鈴村です。
昨日、東邦大学医学部に繰り上げ合格になったと
メルリックスの生徒から連絡がありました。この
生徒は東京医科大学医学部の公募推薦を受けまし
たが不合格となり、一般入試に向けて勉強を続け
た結果、4校の医学部に1次合格していました。
1次合格した4校のうち、杏林大学医学部と東京
女子医科大学医学部は繰り上げ合格となり、東京
女子医科大学に進学する予定でした。そこへ東邦
大学医学部から繰り上げ合格の連絡が届いたので、
東邦大学に進学するということです。
東邦大学医学部は2次試験でMMIとグループ討論
という、ハードルの高い2つの面接がありますが、
面接練習を担当したスタッフにもよろしくお伝え
くださいと伝言をいただきました。医学部に進学
したら、ぜひ勉強も、勉強以外のことも(笑)、頑
張ってください。本当におめでとうございます。
それにしても、現役生で推薦入試不合格からの1次
試験4校合格、2次試験3校合格は本当に素晴らしい
と思います。推薦で不合格になってから、気持ちも
勉強も切り替えて取り組んだ成果だと思います。
医学部=難関というイメージからか「推薦入試で不
合格になったら、現役で医学部に合格するのは難し
いですよね?」というお問い合わせを結構たくさん
いただきます。
「そんなことありません。ちゃんと合格している方
はいますよ」とそのたびにお答えしていますが、や
はりなかなか難しいと感じるようです。
切り替えて勉強することはもちろん大事ですが、
実は推薦入試を受けると決めるまで、そして決め
てからの勉強もかなり重要です。推薦入試が医学
部合格の大きなチャンスであることは間違いあり
ませんが、過大な期待をかけて、今時の言葉で言
うところの「推薦ワンチャン」みたいな発想で、
推薦の対策だけに早めに絞ってしまうことは、
メルリックスとしてはお勧めしていません。
もちろん、推薦入試の対策も大切ですが、メルリッ
クスでは一般入試の勉強もできるだけ並行して進め
るようにお願いしています。今回、一般入試で合格
した生徒の成績を見ていると、難しい問題まではな
かなか難しくても、英語・数学・理科の基本的な内
容は推薦入試を受ける前にほぼ網羅していたのでは
ないかと思います。
推薦入試に不合格になった後、切り替えて一般入試
の勉強に臨む際も、基本的な内容が一通り頭に入っ
ているかどうかで、スタートラインが大きく違って
きます。ぜひ推薦を考えている現役生の皆さんは、
入試内容に学科試験があってもなくても、基本的な
内容をできるだけ早くマスターできるよう、この春
から計画的に勉強をスタートさせてください。
優先順位としては英語と数学、理科2科目はいつまで
に一通りの範囲を終わらせ、いつから演習に入るか
の計画をしっかりと立てましょう。
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