学院長の田尻です。
昨日は、個別指導と集団授業それぞれの特徴をお伝えしました。
どちらもいい点もあれば、良くない点もあります。個別指導と
集団授業のどちらかが、決定的にいいとは思いません。どう
使い分けるかは結局「塾や予備校の授業に何を求めるか」によると
思います。
「医学部を目指す受験生と一緒に勉強することで、自分も刺激を受け
頑張りたい」「自分で出来ると思っていることでも、本当に大丈夫か
分からない。医学部合格に必要なことは、全てきちんとやりたい」
「私立医学部受験生は、自分の高校にいない。私立医学部受験生と
コミュニケーションを取り、情報交換もしながら勉強したい」こういった
ことを重視するのなら集団授業がいいでしょう。
一方で「これまで全く勉強してこなかったので、他の人と一緒に
勉強するのは難しい」「特定の分野がとにかく苦手で、そこを集中的に
やりたい」「おとなしい性格で、他の人と一緒より一人の方がやりやすい」
こういったことを重視するのなら個別指導がいいでしょう。
ただ、全ての授業を集団か個別のどちらかに固める必要はありません。
科目によって集団授業と個別指導を使い分けるのも合理的です。
また、時期によって使い分けることもいいと思います。もちろん、
一つの科目で集団授業と個別指導の両方を受講するのも「あり」です。
ただ、個別指導は先生と1対1ですので、先生との相性も大切です。
個別指導を受講する時は、どのような先生が指導してくれるのか、
先生の変更は可能か、については確認してください。例えば、数学の
先生に「藤田保健衛生大学の数学は、どんな感じですか?」と聞いた
時に「調べておく」では心もとなく感じ、先生の変更をしたい
ところでしょう。
また、個別指導の良さの一つに「自分の都合に合わせたスケジュールが
組める」ということがありますので、スケジュール変更に柔軟に対応して
くれるのか」「授業を増やしたり減らしたりできるか」も忘れないで
確認してください。
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