こんにちは。
トータルアドバイザーの鈴村です。
来週の16日(月)から、東海大学医学部一般編入学試験
の出願受付が始まります。それに先立ち、先週の8日
(日)に伊勢原キャンパスで相談会が開催されました。
相談会に行った生徒の話によると、募集人員が20名
から15名に減ったこと以外は、特に変更はないとの
ことです。
東海大学の編入試験は、1次試験が英語と適性試験、
2次試験が個人面接です。英語100点、適性試験100点、
個人面接は1回100点×2回行われます。
また、英語と適性試験は2013年度から点数を標準化
しています。標準化とは、受験者の平均点を50点と
しているということです。いわゆる偏差値化です。
今回の説明会でも、1次試験のボーダーラインは特に
説明されなかったようです。わかっている限りでは、
2013年度入試の合格者平均点は、英語61点、適性
60点でした。これは標準化後の点数です。ちなみに
この年の1次合格最低点は英語45点、適性40点です。
英語と適性を合わせた1次ボーダーラインですが、
点数を標準化していることもあり、正直わかりません。
ただ、合わせて6割~7割ぐらいあれば、1次試験は
合格できるのではないかと、受験者の話を聞いている
と感じます。それでも、昨年度は英語が難しかった
ようですが。
入学者の年齢についてですが、以前メルリックスから
東海大学の編入試験で40代前半の男性が合格してい
ます。一般入試で40代後半の女性が入学したことも
あります。どうやら、40代までは面接試験で医学部
教員にきちんとアピールすることができれば、合格で
きるのではないかと考えています。
過去3年間の入試状況は以下の通りです。
2017年5月 実施 |
2016年5月 実施 |
2014年9月 実施 |
|
募集人員 | 20 | 20 | 20 |
志願者数 | 308 | 404 | 468 |
受験者数 | 298 | 392 | 455 |
1次合格者数 | 84 | 84 | 79 |
1次合格倍率 | 3.5 | 4.7 | 5.8 |
正規合格者数 | 20 | 20 | 22 |
繰上合格者数 | 2 | 0 | 0 |
総合格者数 | 22 | 20 | 22 |
合格実質倍率 | 13.5 | 19.6 | 20.7 |
入学者数 | * | 19 | 18 |
出願書類には「2次試験日」に希望順位を書くよう
になっています。2次試験は面接なので、2日目の
方が1日目の出題内容がわかって有利ではないかと
考える人もいるようですが、これまで土曜と日曜で
顕著な合格の差が出たことはありません。
メルリックスでも、たとえ1日目に2次試験を受けた
方が、プレゼン面接のテーマを教えてくださった
としても、それを2日目の受験者に教えることはし
ていません。そこはやはりフェアであってほしいと
考えています。
また、「志願者の履歴」について書く欄がありますが、
ここはなるべく空白のないように記入してください。
「現在の状況も必ず明記してください」とわざわざ
強調してあるので、予備校に行っている方は予備校
名を、自宅学習している方は自宅学習と、お仕事を
していらっしゃる方は、きちんとそのことを書いた
方が、医学部の教員である面接官にとってもわかり
やすいです。
ただでさえ、再受験生は経歴の部分が複雑になりがち
です。スムーズに面接を進めるためにも、ぜひ経歴は
きちんと書いて出願したいものです。個人面接の練習
はそれをもとに行いますので、できればコピーを取っ
ておいてください。