こんばんは。
トータルアドバイザーの鈴村です。
今週の月曜から、メルリックス学院では前期授業が
始まりました。今日で1週目の授業がすべて終わり
ましたが、これから7月13日(金)まで、この繰り返し
があと12週続きます。
毎年、最初の1週目の時間割が終わる金曜日は、生徒
から色々な相談を受けることが多いのですが、今年も
生徒から様々な相談を受けました。
今年、多いなと感じる相談は「学習計画の立て方」に
ついてです。かく言う私も、計画を立てて物事を実行
するようになったのは社会人になってからで、受験生
の時に勉強の計画を立てたことはなく、立ててもすぐ
挫折するタイプでした。なので、生徒の皆さんからの
相談が我が事のように響きます。
学習計画を立てることのメリットは、
・タスクを多くこなすことができる。
・やることのバランスを取ることができる。
この2つに尽きるのではないかと思います。
これは社会人になってから気づいたのですが、計画を
立てるだけで、立てていない時の何倍も、多くのタス
クをこなすことができます。計画を立てることで、や
らなければならないことが「見える化」するため、そ
れをこなすために毎日コツコツ頑張ることができるか
らです。また、気が進まなかったり、体調が悪かった
りする日があっても、遅れた分をどこで取り戻そうか、
計画表があればすぐ修正することができます。
また「やらなければならないこと」と「やりたいこと」
の間には誤差があるのが人間です。正確に言えば、
やらなければならないことの中に「やりたいこと」
と「やりたくないこと」が混ざっていると言える
でしょう。
その時に、自分のやりたいことばかりやっていては、
物事を達成することはできません。気が進まないこ
とをいかにやるか、これが大きな目標を達成するた
めの最大のポイントです。
計画を立てることによって、やりたいこととやりた
くないことを上手く混ぜ合わせながら、今、自分が
どのぐらいまで目標を達成できているか、一目でわ
かるのも計画表があることのメリットでしょう。
では、どうやって計画を立てればいいのでしょうか?
◎長期
◎中期
◎短期
と期間を3つに分けて、それぞれに目標を立てるとい
うのはよく言われるところです。
長期「東京医科大学に合格する」
中期「夏期が終わる8月末までに全科目全範囲を一周する」
短期「今週の計画表を立てる」
例えば、このように目標を決めると「8月末までに全科
目の全範囲を一周するためには、何をどのぐらいやれ
ばいいか」が決まるので、それを日数で割ることによっ
て、1日のノルマが決まります。
1日のノルマが決まったら、後は授業の時間割と自分
の勉強を上手く組み合わせながら、1週間の予定を立
ててみると、自分のやるべきことが見えてきます。
……と、口で言うことは簡単ですが、万人に共通の
「これだ!」という計画の立て方があるわけではあり
ません。社会人になってから、友人や尊敬するビジネ
スパーソンの計画表を見せてもらうと、手帳に書き込
んでいる人、全てスマホのアプリで管理している人、
本当に様々です。
簡単なTo Do リストを作るだけで実行できる人もいま
すし、1日~31日まで綺麗に日付のファイルを作り、
締切日から逆算して「この日からこれを始めなければ
ならない」と該当する書類を、取りかかる日付のファイ
ルに入れている几帳面な人もいます。
こればかりは、本当にその人の性格によりますので、
こうするのが正解だという必殺技のようなやり方が
あるわけではありません。
なので、生徒の相談に乗る時は、その生徒の性格を見極
めながら、どうすれば最も負担が少なく、また最も気分
が乗って計画をこなすことができるのか、探りながら提
案していきます。
私と一緒に計画を立てるという作業によって、その生徒
が自分自身の性格や特性と向き合い、どうすればもっと
学力が伸びるか気づいてほしいと願いながら、いつも相
談に乗っています。もちろん、計画通りに行かない時に
どう修正すればいいかの相談や、そもそも計画がきちん
とこなせているかどうかのチェックも継続的に行います。
そうするうちに皆、徐々に自分なりの計画の立て方の
コツをつかんでいきます。それは医学部・歯学部に進学
して、もっとハードな勉強量に直面した時に、必ず役
に立ちます。
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