おはようございます。
トータルアドバイザーの鈴村です。
先日、学習計画の立て方についてブログに書きました。
『学習計画の立て方に万人共通の正解はない(2018-04-20)』
https://goo.gl/9p4QM4
すると、ブログを読んだメルリックスの先生から丁寧な
メールをいただきました。
計画を立ててそれを実行するという当たり前のことが上
手くいかないというお話を聞いて、日々生徒と接してい
る身としては、わかるなあと実感しました。
一番問題なのは、計画を立ててそれを実行できなかった
場合、そこで計画を投げ出してしまう人があまりにも多
いことです。神経の細やかさから来る一種の完璧主義な
のですが、一度ダメになったものに対して、やり直そう
とか、修正しようという気が失せてしまうのです。そう
なると、もう目の前のことに追われて、計画も目標もど
こかに行ってしまい、やらなければいけないけれどやり
たくないことに、いつまで経っても手がつけられません。
つまり、計画というのは、上手くいかなかった時こそが
勝負なのです。そこで投げ出してしまうか、計画を修正
して続行するかで、学力の伸びが決まってしまうと言っ
ても過言ではありません。
一流のアスリートを思い浮かべていただければわかる通り、
彼らは綿密に計画されたプログラムに従って、毎日の練
習をこなしています。思いつきで、やりたい時にやりた
い練習をしているようでは、アスリートとしての大成は
おぼつかないでしょう。勉強も同じです。
メルリックス学院でもそうですが、選抜クラスの生徒に
「学習計画の立て方」を質問されたことはありません。
しかし、今できていないからと言って、落ち込む必要は
全くありません。むしろ、それができないからメルリッ
クスに来ているわけで、そのためにメルリックスを思う
存分、活用してほしいと思います。
もし、学習計画を立てては挫折していた受験生の私に
今の私がアドバイスするとすれば「計画が上手くいか
なくなったら、すぐ先生に相談しなさい」と言うで
しょう。しかも、それはすぐであればあるほどいい。
そうすれば先生も「じゃあ、これは無理だからこうし
てみれば」とアドバイスもしやすい。それを聞いて
「ああ、そうすればいいのか」と自分なりの答を見つ
けることができます。
できない自分を恥ずかしがらずに、誰かに相談するこ
とによって、できない自分を越えられます。当然なが
ら、その誰かは信頼できる相手でなければなりません。
カッコ悪い自分を見せられる相手でなければなりませ
ん。そうでなければ、相談する時に余計な見栄を張っ
てしまいます。計画をこなしている自分を見せて褒め
てもらおうという不純な気持ちが入ってきます。
そうではなく、素の自分を見せて、そしてアドバイス
をもらう。ダメな自分をきちんと出せば出すほど、当
たり前ですが的確なアドバイスをもらえます。
そうは言っても、計画を立てることの重要性は、立て
て上手く行った経験がない生徒には、なかなか難しい
かもしれません。大きな目標を達成するためには、計
画を立てることが必要不可欠なんだと何度言っても、
成功体験がない人にとっては、机上の空論にすぎない
かもしれません。
大きな目標を持つことがどれだけ大切かについては、
サッカーの岡田元監督がこのインタビューの中で語っ
ています。勉強に疲れた時など、時間のある時に読
んでみてください。
【ITmedia ビジネスオンライン】岡田武史氏が語る、日本代表監督の仕事とは
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0912/14/news010_4.html
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