学院長の田尻です。
私立医学部31大学中19大学で2018年度入試の志願者数が
判明しています。一般とセンター試験利用に分かれる一般入試の
うち、一般では、19大学中15大学で志願者減となり約8割の
医学部で入試の王道とも言える一般で志願者を減らしました。
一方で、2018年度私立医学部入試のセンター試験利用入試前期
では判明分の9大学全てで志願者が増加しています。(地域枠を
除く)また。同じセンター試験利用入試でも、後期では志願者数が
判明している3大学は全て志願者減となっています。
ここまでは、既にお伝えしました。
では、この結果をどのように考えたらいいのでしょうか?
センター試験利用入試前期も志願者減の結果であれば「私立
医学部人気にも落ち着きが出て、今後も志願者数は、横ばい
又は微減となるだろう」で済ませていいと思います。
しかし、センター試験利用入試の前期だけが志願者を増やして
います。それも入試結果が判明しているセンター試験利用入試
実施の9大学全てで志願者増です。この中には産業医科大学も
含んでいますが、自治医科大学と産業医科大学は私立医学部に
分類されるものの感覚的には他の私立医学部とは異なりますので
ここからは産業医科大学を除いて考えてみます。産業医科大学を
除く8大学でもセンター試験利用入試前期の志願者は全ての大学で
増加しました。同じセンター試験利用入試でも後期は志願者が減少
しているにもかかわらず前期は志願者増です。私は、このことを重く
考えています。
センター試験利用入試の前期と後期の違いは、何でしょう?
2018年度の私立医学部入試を振り返る際に、ここは重要な
ポイントとなります。長くなりますので、次回にまた、お伝え
させていただきます。
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