こんにちは。
トータルアドバイザーの鈴村です。

日本医科大学医学部の2018年度入試結果が、大学の
ホームページで公表されました。

【日本医科大学入試情報】H30年度入試試験
https://www.nms.ac.jp/college/nyushi/index.html

今年はどの私立医学部も一般入試は軒並み志願者を減
らしている中で、日本医科大学医学部は前期・後期と
もに前年度より志願者を増やしています。これには学
費値下げが大きく影響していると考えられます。6年間
の学費2750万円から、昭和大学と同額の2200万円まで
引き下げたのは、受験生にとってやはりインパクトが
あったのでしょう。

ちなみに、今年の私立医学部一般入試で、志願者が
増加している大学は、公表されている19校中5校しか
ありません。日本医科大学の他には、東京会場を設
けた獨協医科大学、募集人員3名から10名に増えた
日本大学医学部N方式、そして久留米大学医学部と
産業医科大学医学部の4校です。

【2018年度（平成30年度）入試速報】　私立医学部・歯学部入試結果（4月23日更新）
http://nyushi.melurix.com/archives/942

日本医科大学医学部は繰り上げ合格者の数を毎年、
公表していませんが、今年は3月最終週に、一般前期
の補欠順位160番台に繰り上げ合格が回ったことが
確認できています。一般前期の補欠者が172名ですから、
前期の補欠はほぼ回り切ったのではないかと思います。

今年のデータを昨年と比較してみると、一般前期は、
どの年齢層も志願者を増やしていますが、中でも現役
生・1浪生の増加率がやはり顕著です。学費値下げに
最も敏感に反応したのはこの層ということになります。

◆ 一般前期志願者比較（名）

一般後期になると3浪以上他は減少しているのに対し、
1浪生･2浪生は増加しています。現役生と多浪生・
再受験生はそこまで増えていないことから、ひょっと
したら、他の医学部に合格していたり、補欠を持って
いたりする受験生が、後期はチャレンジしているのか
もしれません。

◆ 一般後期志願者比較（名）

学費値下げの影響が、合格者(入学者)に対してどの
ぐらいあったのかは、残念ながら今回公表されてい
るデータだけではわかりませんが、また新たなデー
タが判明したら、こちらでもお伝えしていきます。

今週からメルリックスでは4月の生徒面談が始まって
います。昨日、生徒と面談していたら「普段、仕事を
している時に、話しかけていいかどうかわからない」
と言われました。
「え、全然話しかけていいよ。大丈夫だよ」と言った
ら「ブログとか書いてるし、自分が相談することで、
全国の医学部受験生が待っているブログの更新が遅れ
たら申し訳ない」と言われて、思わず爆笑してしまい
ました。

もちろん、面談以外の時間でブログを書くから大丈夫
なのですが、ひょっとしたら医師と患者さんの間でも
こういう気遣いってあるかもしれないな、と思いました。
「いつも忙しそうにしているから、自分なんかが話し
かけては申し訳ない」と医師に対して思っている患者
さんはいそうな気がします。

皆さんが医師になったらわかると思いますが、もちろん
話しかけていいし、むしろ何かあるなら早めに対応し
たいので、些細なことでも言ってほしいのです。ぜひ
メルリックスの生徒さんは、遠慮せずに私や他の講師、
スタッフ、チューターにも話しかけてください。

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http://nyushi.melurix.com/archives/2297
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