学院長の田尻です。
昨日の鈴村TAのブログにもありましたが、メルリックスでは
担任、副担任との毎月の個人面談が始まりました。初回ですから、
お互いを理解することから始まります。浪人生には、今回の入試
での受験校を聞きますが、私の感覚からすると「なぜ、この受験校?」
と感じることも少なくありません。受験校を聞き、なぜその大学を受験
したか、を聞くことで生徒が医学部受験に対して、どのようなことを
考えているのかが分かります。弱気、強気など様々です。受験校を選ぶ
ことは合否に直結します。生徒と話していて、受験校をもう少し考えた
方がよかったんじゃないか、と思うことも多々あります。
受験校選びの重要性については別の機会にして、昨日からの続きです。
2018年度の私立医学部センター試験利用入試で前期は志願者増、後期は
志願者減でした。では、私立医学部のセンター試験利用入試において
前期と後期に違いはあるのでしょうか?単に「センター試験利用入試」
ではなく「私立医学部のセンター試験利用入試」です。
前期と後期の違いは、いろいろありますが最も大きな違いは出願期間
です。私立医学部のセンター試験利用入試前期は産業医科大学を除くと
16大学で行われています。私立医学部のセンター試験利用入試前期の
出願締め切りは、全大学がセンター試験の前に設定されています。
つまり、センター試験を受験して「合格の可能性がある得点が取れた」
から出願するわけではありません。「どうなるか分からないけど、出す
だけ出す」ということになりがちです。国立大学医学部の2次試験は、
センター試験の結果から合格の可能性を考えて出願することが出来ます。
しかし、私立医学部のセンター試験利用入試前期は、センター試験の結果を
見る前に出願が締め切られてしまいます。
一方で、同じ私立医学部のセンター試験利用入試といっても後期の出願は
センター試験の結果を見てからになります。志願者増の前期と違って、
センター試験利用入試後期の志願者は減っています。センター試験の結果が
「良かった」と考えた医学部受験生が多かったわけでは、なさそうです。
私立医学部センター試験利用入試の話は次回が最後になりますが、私は
私立医学部入試全体の大きな変化の予兆を感じています。
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