こんばんは。
トータルアドバイザーの鈴村です。
今日は国際医療福祉大学医学部のある成田キャンパス
に行って来ました。予備校の教職員を対象とした医学
部説明会に参加しましたが、この説明会は昨年も参加
させていただき、医学部長の話を間近で聞いたり、出
来たばかりの新校舎を見せていただりと、非常に盛り
だくさんな内容だったので、今年も楽しみにしていま
した。
説明会の後で、今年の3月に完成したばかりの医学部
新棟をご案内いただきましたが、学生達は以前から
あるWB棟を「古い建物」、完成したばかりの新棟を
「新しい建物」と呼んでいると聞いて笑ってしまい
ました。1年前に建ったばかりの校舎を「古い建物」
とは、新設された医学部らしい呼び方だと思います。
説明会では北村医学部長、そして赤津医学教育統括セン
ター長からのお話があり、その次に入試ご担当者からの
入試概要説明がありました。
2018年度の入試結果については、改めて学院長が記事を
更新されると思いますが、2019年度入試の主な変更点
には、まず特待奨学生枠の拡大があります。
国際医療福祉大学医学部の学費は、6年間で1850万円と
私立医学部の中では最も安い学費ですが、奨学金が支給
されると6年間で450万円と国立大学より安い学費とな
ります。その奨学生枠が来年は一般入試40名、センター
利用入試5名と拡大されます。ちなみに、奨学生は入試
の成績上位者となりますが、入学辞退があった場合も繰
り上げはありません。一期生、二期生ともに奨学生枠で
の入学は数名あったようで、田尻学院長が入試ご担当者
から直接人数をうかがっていました。
また、一般入試の1次試験日は、2019年1月22日(火)と、
センター試験の翌々日となります。これは今年の日程と
変わりません。ただ、うかがっている範囲内では、今年
のように国際医療福祉大学単独の試験日ではなさそうです。
今年から国際医療福祉大学は赤坂心理・医療福祉マネジ
メント学部を新設しましたので、東京・赤坂に新しい
キャンパスが誕生しました。医学部の2次試験は、これ
までの成田キャンパスだけでなく、赤坂キャンパスでも
行われることになりました。
先日、赤坂キャンパスの前を通りましたが、地下鉄の赤
坂見附駅から歩いてすぐのところにありました。ここで
2次試験が行われることになれば、受験生の移動の負担は
かなり減ると思います。
また、帰国生および外国人学校卒業生入試が、今年から
筆記試験および面接の出題言語が英語のみとなります。
これまでは日本語と英語のどちらかを選択可としていま
したが、うがった見方をすれば、ある種の迂回ルートを
取らせないための変更と考えることもできるかもしれま
せん。
これまで書類選考だった1次選考で筆記試験が行われ、
2次選考では面接のみが行われます。これまで2次選考で
筆記試験と面接を行っていたのが、筆記試験と面接が分
かれたことで、一般入試と同じく、ある程度、筆記試験
で選抜された受験生が2次選考に進むことになります。
この帰国生および外国人学校卒業生入試は、海外の高校
2年・3年に該当する課程を修了した者や、通算6年間
以上の海外在住経験がある者(6歳未満は除く)、そして
外国人学校を卒業した者が受験できますが、もうひとつ
海外の大学・大学院に2年以上在籍し修了した者も受験
することができます。
そういった入試概要に関する説明も、もちろん興味深かっ
たのですが、何と言っても今日いちばん感動したのは、
医学英語教育の第一人者である教授が、校舎内を案内
してくださり、国際医療福祉大学医学部の英語教育に
ついてご説明してくださったことでした。
「医学英語の定義ってバラバラなんですよね」という
話から始まり、医学英語の本質とは何か、そしてこれ
からの医師に何が求められているかといった話を熱っ
ぽく語る姿に、これが日本の最先端の英語教育かと感
銘を受けました。メルリックスの卒業生で医学部に進
学した生徒達から話は聞いており、実は前任のキャン
パスでもお見かけしたことがあったのですが、間近で
見ると、やはり迫力と熱意が違います。
北村医学部長が「10年前の医学知識で患者さんを診察
することがあってはならない、ましてや20年前の医学
知識で患者さんを診察するなんてほとんど犯罪だ」と
言い切った姿にも感銘を受けましたが、教育に対して
熱意ある先生方のもとで学ぶことができるのは本当に
素晴らしいと思います。
最後に、学生がくつろいでいるラウンジにご案内いた
だき、せっかくなので部活や英語の講義について、初
対面の学生さん達にうかがっていると「あ!メルリッ
クスの人だ!」と突然声をかけられて驚きました。
以前、面接練習で1度だけお会いした方が、目の前に
いらっしゃって、よく覚えていてくださったなあ、と
感動しました。元気そうな姿に安心すると共に、合格
して本当に良かった、と思いました。
それにしても、予備校関係者を招いて、このような説
明会を催してくださるのも、大学の設立趣旨に合った
受験生を1人でも多く受験させてほしいという大学側
の熱意の表れだと思います。教育カリキュラムをうか
がっていると、ミスマッチで入学することが一番、受
験生にとっても、大学にとっても不幸なことだと感じ
ます。ぜひ設立の趣旨をよく理解した、自分で道を切
り開く気概のある、チャレンジ精神に溢れた受験生の
皆さんに入学してほしいと改めて感じました。
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