学院長の田尻です。

帝京大学医学部の推薦入試で、英語の外部試験の
資格・成績を活用することになったことは、お伝え
しました。

英検やTOEICなどで帝京大学医学部が求める資格や
スコアを持っていれば、優遇措置が行われますので、
帝京大学医学部推薦入試の受験を考えるのは当然かも
しれません。

では、こういった資格やスコアを持っていない医学部
受験生は、帝京大学医学部推薦入試の受験は避ける
べきでしょうか？

私は、そう思いません。

まず、帝京大学医学部が英語の外部試験に求める
英語外部試験のCEFR B2程度（英検だと準1級以上）を
持つ現役の受験生は、そう多くないと思われることが
あります。

帝京大学の他の学部の英語外部試験による優遇措置は、
「英語の試験の点数を、決めた点数までは確保する」と
いうものです。例えば、「この資格を持っていれば
試験で80点取ったことにする」という優遇措置の
場合、英語の試験で75点だったとしても80点と
してくれるわけです。もし、85点なら85点とします。
資格による点数と実際に取った点数の高い方を英語の
点数としてくれます。

確かに、資格を持っていれば有利に思えますが、英検
準1級を持っている受験生なら、試験でかなり高い点を
取ると思われますので、優遇措置の恩恵はあまり無いように
思います。

帝京大学医学部推薦入試の利点を次回も続けます。

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