医学部入試

帝京大学医学部推薦入試について、付け加えます。(2018-06-15)

学院長の田尻です。

6月11日(月)のブログで「帝京大学医学部の
推薦入試で英検などの英語外部試験・検定の成績を
優遇資格とすることが分かった」とお伝えいたしました。

『帝京大学医学部推薦入試で英語外部試験を利用(2018-06-11)』

ブログの中で、英語資格・検定試験でどの程度の成績を
医学部の推薦入試では優遇資格とするかについては
「CEFR B2程度を考えているとのこと」とお伝え
しました。このCEFR B2程度の例の一つとして
「TOEIC 1560点以上」としましたが、メルリックスの
講師から「この記述は不十分だ」との指摘がありました。

確かにTOEICの満点は990点ですので、1560点と
いうのは、おかしな話です。

文部科学省が今年の3月に「大学入試英語成績提供
システムへの参加要件を満たしている資格・検定試験と
CEFRとの対照表について」という表題の発表を行いました。
この「各資格・検定試験とCEFRとの対照表」によれば
CEFR B2はTOEICであれば1560点以上となります。
ただ、注記があって「TOEIC L&R/TOEIC S&Wに
ついてはTOEIC S&Wのスコアを2.5倍にして合算した
スコアで判定する」とあります。このことを、お伝え
していませんでした。お詫びして、追加いたします。
丁寧さが欠けていたと反省しています。

ちなみにCEFRとは「外国語の学習、教授、評価のための
ヨーロッパ共通参照枠」と文部科学省の発表資料にあります。

帝京大学の医学部以外の学部での優遇資格はCEFR B1
ですが、医学部の優遇資格は1ランク上のCEFR B2と
される予定です。

このCEFR B2は「自分の専門分野の技術的な議論も
含めて、抽象的な話題でも具体的な話題でも、複雑な
文章の主要な内容を理解できる。母語話者とはお互いに
緊張しないで普通にやり取りができるくらい流暢かつ
自然である。幅広い話題について明確で詳細な文章を
作ることができる」レベルです。

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