学院長の田尻です。
センター試験に代わる「大学入学共通テスト」の
2021年1月からの実施など、大学入試は大きな
変革期を迎えています。
この入試改革の一つに英語の入試改革があります。
これまでのセンター試験の「読む」「聞く」に
加えて「書く」「話す」を加えた英語の4技能を
評価しようというものです。英語の4技能を評価
するために英検などの英語の民間資格・検定試験を
活用することが決まっています。
英語の民間資格・検定試験の活用は一部の大学では
先取りされていて、旺文社によれば今年1月から
行われた大学入試の一般入試では、全762大学の
うち152の大学で英語の外部検定・資格試験が
利用されたとのことです。
医学部入試でも例えば、筑波大学医学群医学類の
推薦入試で利用されていますし、順天堂大学
医学部一般Bでも英語の外部資格・検定が利用
されています。
また、兵庫医科大学でも英語の外部資格・検定を
利用する新たな入試が決まっています。
では、医学部受験生も英検などの英語の民間資格・
検定試験を積極的に受験すべきでしょうか?
私は、そう考えてはいません。英語の民間資格・
検定試験の受験をするとなると当然、そのための
準備が必要です。医学部入試を控えた受験生が、
受験勉強以外のことに時間を費やすことは、
どうなのかと思います。首尾よく狙った英語の資格・
検定が取れたとしても、来年の医学部入試で大きな
アドバンテージになるとは思えません。
私は来年の医学部入試での合格を目指すのなら、
まずは医学部受験に必要な勉強に集中するべき、
と考えています。
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