学院長の田尻です。

7月9日の、このブログで大阪市立大学医学部が
新たにAO入試を実施することをお伝えしました。
その時点では、AO入試を新たに実施することしか
分からなかったのですが先日、大阪校の校長が
大阪市立大学医学部に行ってAO入試について
聞いてきました。

まず、新たに大阪市立大学医学部でAO入試を
導入する意図をお聞きしたところ「様々な視点
から能力のある学生を取りたい」ということ
でした。大阪市立大学医学部は、一般入試と
推薦入試を行ってきましたが、「これらの入試とは
違う選抜方法で、これまで取れなかった学生を
取りたい」という意図があるのだと思います。

大阪市立大学医学部のAO入試では「志願者評価書・
自己PR書等」に100点の配点が付いています。
基礎学力もしっかり見るが、受験生の資質もしっかり
見るという医学部のAO入試ならではの試験内容だと
思います。

大阪市立大学医学部AO入試ではセンター試験も
受験しなくてはなりませんが、センター試験の
地歴公民の配点は50点ですので、出願書類は
地歴公民の倍の配点になります。

出願書類それぞれの細かい配点は不明ですが、
「志願者評価書」「自己PR書」「活動報告書」の
三つがポイントとなると思われます。この三つに
ついては「医学部教員が満足する内容」を意識
して書いてください。けっして医学部受験生で
ある自分が満足するものではなく、医学部教員が
満足するものを書いてください。

なお、大阪市立大学医学部AO入試では口述試験も
行われますが、これについては「口が堅かった」との
ことです。

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