今日から8月です。「夏は、受験の天王山」とか
「夏を制する者は、受験を制する」などと言われ
ます。それほど、この8月の過ごし方は受験生に
とって、非常に大切です。
特に現役の医学部受験生、歯学部受験生の皆さんは、
自分の志望校合格に必要な勉強に専念できますので
「頑張るぞ!!」とやる気満々だと思いますが、
そこに落とし穴も潜んでいます。
この時期に、高校の補習や塾、予備校の夏期講習に
励んでいる受験生も多いと思います。通常の高校の
授業を離れて、大学受験に特化した塾や予備校の
講習に積極的に参加することはいいのですが、一度
立ち止まって考えて欲しいのは「その講習は本当に
自分に合った講習か?今の自分に必要な講習か?」
ということです。
つい数日前も大手予備校の夏期講習を受けている
受験生が相談に来られました。「高いレベルの中で
勉強した方がいいと思っていたが、実際に受講
してみると、自分の志望校では出ない難し過ぎる
問題ばかりをやっていた」ということでした。
医学部入試と言っても、私立医学部を受験するか
国公立医学部を受験するかによって、「どこまで
やるか」が変わってきます。例えば予備校の数学の
講習では、1問を1時間近くかけて解くような
授業もあるようです。国公立医学部2次試験の
数学に対処するためには、こういった授業も有効
でしょう。
しかし私立医学部入試では、東京医科大学や
杏林大学医学部、近畿大学医学部などの一般入試の
数学では試験時間が1時間しか与えられていません。
1問に1時間かけるような問題は、出題されるはずが
ありません。万一出題されたら。それは完全に「捨て
問」です。
私立医学部入試で合格点を取るためには、こういった
問題まで解けるようにする必要はありません。満点は
必要ありません。必要なのは、合格点です。
もちろん、こういった問題も解けるようになれば、
それはそれでいいのですが、私立医学部入試は基本的
に4科目の合計点で合否が決まりますので、他の科目
にも時間を使う必要があります。
「頑張るぞ!」と力が入れば入るほど、難しいことを
やりたくなりがちです。でも、やろうとしていること
が本当に今の自分にとって、志望校に合格するために
必要なことなのかを確認してください。
最後に少し宣伝を。
メルリックス学院の渋谷本校では、現役生対象の
合宿を8月11日から17日までの1週間、行います。
現役生対象ですから医学部受験、歯学部受験に向け、
「現役生は、ここが弱点」「合格のためには、ここまで
やればいい」といったことも含めて授業をさせて
いただきます。
また渋谷本校、福岡校、大阪校では夏の間の個別指導を
行っています。ご希望の科目をご希望のスケジュールで
受講していただけます。もちろん講師は全てプロの講師
です。
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