読売新聞が「早慶など17私大、3年で合格者
3万8千人減」と伝えています。
このブログでも触れてきたように、都市部の
大学に学生が集中することで、地方の若者が
減少したとして、文部科学省は私立大学の定員
管理厳格化を打ち出しました。
読売新聞では、都市部の私立大学一般入試の合
格者数を、定員管理の厳格化前の2015年と
今年、2018年の合格者数を比較しています。
都市部の17私立大学の合格者が3万8千人も減
少したということは逆に言うと、それまで各私立
大学は、入学者数についてはそこまで厳格に管理
していなかったことが分かります。本来の定員を
超えて入学させることが常態化していたことが、
この調査からも、うかがえます。
同じ私立大学でも、定員をきっちり守り続けて来て
いる医学部とは、かなり違います。
医学部一般入試では、入学辞退者に対する繰り上げ
合格が、入学式ギリギリまで続きます。正規合格者
を多めに出して繰り上げ合格は出さない、とする他
学部のやり方は医学部では行いません。
これまでも何度も言いましたが、大学入試全体の話
と医学部入試では異なるところも少なくありません。
そこは、しっかり見極めてください。
ちなみに合格者の減少が大きいのは、立命館大学の
5千9百人減、早稲田大学の3千7百人減、明治大
学の3千7百人減で、合格者の減少が3千人を超え
たのは他に、関西学院大学と関西大学で、医学部を
持たない大学が上位に来ています。
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