東京医科大学が6年間の学費を1000万円引き
下げる方針であることが報じられました。東京
医科大学の学費引き下げが実現すると、現在の、
6年間で2940万円の学費が6年間で1940万円
になり、1850万円の国際医療福祉大学医学部に
次いで私立医学部では2番目に学費負担の少ない
医学部になります。

毎日新聞によれば、最近開催された東京医科大
学の評議員会で、この計画が示された、という
ことです。学費の値下げは今のところ、2020年
4月の入学生からの適用を考えているようです。
ということは、来年4月の入学生は現在の学費が
適用されることになりそうです。

この東京医科大学の学費引き下げは、大学から
正式に発表されたわけではありません。東京医科
大学への来年度の補助金（助成金）支給は今のと
ころ保留となっています。東京医科大学とアメリ
カンフットボール部での問題があった日本大学の
2校を含む6学校法人が「補助金（助成金）保留」
となっています。

ちなみに今年度の東京医科大学への補助金（助成金）
は、23億3900万円でした。補助金（助成金）支給の
行方も学費引き下げの実現に影響すると思います。

尚、東京医科大学の第三者委員会が22日に公表した
第一次調査の報告によれば、2017年度と2018年度
入試で「本来なら東京医科大学に合格していた女性の
受験者は55人」としています。この55人の受験生へ
の対応は、間もなく正式発表される予定です。

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