医学部入試

医学部推薦入試の面接対策(2018-11-15)

今年度の医学部の推薦入試が本格的に始まり
ます。先週の土曜日、11月10日は川崎医
科大学特別推薦入試が行われましたが、今週
の土曜日17日は、岩手医科大学医学部、獨
協医科大学、帝京大学医学部、愛知医科大学、
久留米大学医学部と医学部5校の推薦入試が
行われます。

翌日の18日、日曜日は埼玉医科大学、北里
大学医学部、近畿大学医学部の推薦入試が行
われ、今度の土曜日と日曜日で8校の医学部
で推薦入試が行われます。

医学部推薦入試を間近に控え連日、面接対策
に大わらわです。受験校が具体的になってい
ますので当然、受験する大学の面接対策をし
なければなりません。例えば、岩手医科大学
医学部なら、面接の中で写真などを見せられ
ますので、普通の医学部個人面接の準備の他
に、その対策をする必要があります。北里大
学医学部の面接は1グループ3名で、2種類
のグループ面接が行われますので、3名での
2種類のグループ面接の練習が必要です。

一口にグループ面接、グループ討論と言って
も、大学によってグループの人数も違えば、進
行方法も異なります。受験する大学と同じ人数、
同じ進行で練習をしなければ意味がありません。
グループ面接、グループ討論は他の受験生の
反応も大切な要素になりますので、頭の中で
「こうやればいい」と考えるだけでは不十分
です。出来るだけ、本番に近い人数でその大
学の進行方法で面接の練習をしてください。

医学部入試の個人面接は、大学によって聞かれ
ることは毎年ほとんど同じですので、十分な対
策が可能です。メルリックスでは1回30分程
度の模擬面接を何度も行います。面接練習を一
回2時間で行う予備校もあるようですが、同じ
2時間でも面接官役を変えて30分の模擬面接
を4回やる方が、はるかに効果的だと考えてい
ます。一度、30分の模擬面接をやって、修正
点をアドバイスに基づき、自分の言葉で言える
ようにして、もう一度模擬面接をやってみる、
この繰り返しが効果的だと考えています。面接
官役を変えることで、なれ合いを排除し、緊張
感を維持することも大切です。面接官役によっ
て雰囲気も違います。

医学部の個人面接対策は1回30分の面接対策
ですから、費用はいただいていません。何回や
っていただいても無料でやらさせていただいて
います。個人面接対策を90分や2時間やるの
は、費用をいただく予備校の都合かなとも感じ
てしまいます。個人面接対策は、いろいろな人
と何度もやるのが効果的です。高校の先生や塾、
予備校でいろいろな人にやってもらうといいで
しょう。