私立医学部推薦入試の合格発表が続いています。
昨日は、東京女子医科大学推薦入試の合格発表
があり、募集人員約２０名の一般推薦入試では
２２名が合格となりました。また、今年から新
たに設けられた卒業生子女枠の合格者は４名で
した。

東京女子医科大学推薦入試の校友子女枠は募集
人員が明らかにされておらず、どういう結果に
なるか注目をしていましたが、合格者は４名で
した。一般推薦入試と合わせた合格者は２６名
で、昨年の２４名を２名上回りました。

このうち、メルリックス学院からの合格者は、
１４名で例年どおり今年も合格者の半数を超
えました。

ただ、メルリックス学院からの受験者が全員合
格したわけではありません。残念な結果に終わ
ったのであれば「次」を考える必要があり、私
達の仕事が終わったわけでは、ありません。

普通は、私立医学部一般入試に向けて今後どう
やっていくのか、受験校はどの医学部にするの
かを考えるのですが、医学部一般入試の他に募
集人員5名の、杏林大学医学部AO入試もあり
ます。

杏林大学医学部AO入試は、今年度からの新規
実施で、現役生と１浪生に受験資格が与えられ
ています。評定平均による縛りはありません。
ただ、センター試験で英語、数学、理科の受験
が必須ですのでセンター試験への出願が出願条
件になります。

学力試験はセンター試験で、英語、数学ⅠA・
ⅡB、理科2科目が合否判定に使用されます。
この他には、小論文と面接が課されます。

出願は、11月30日必着ですので、ギリギリ
のタイミングです。志望理由書と高校の教員
による推薦書も必要ですが、杏林大学のホー
ムページからダウンロードできます。

医学部推薦入試で結果が出なければ、落ち込
むのは当然です。しかし、医師になって多く
の病める人に尽くす、という気持ちを思い出
して前を向いてください。