今年度の私立医学部推薦入試の合格発表も残す
ところ大阪医科大学「建学の精神」入試、産業
医科大学、近畿大学医学部の3校になりました。
このうち、大阪医科大学「建学の精神」入試は
2次試験まで、近畿大学医学部の推薦入試は1
次試験までの合格発表を終えています。
私立医学部推薦入試を受験したものの、思うよ
うな結果とならなかった医学部受験生も少なく
ないでしょう。医学部推薦入試の合格に向け、
たくさんの努力を重ねて来たものの結果が出な
ければ、大きく落ち込むでしょう。「医学部は
無理」と思ってしまうかもしれません。
もう一度「自分は何故、医学部を目指すのか」
を思い出してください。「医師になって、病気や
ケガで苦しむ多くの人の手助けをしたい」とい
う気持ちが医学部進学を目指す原点ではないで
しょうか?
医学部推薦入試は、あくまで医学部進学の一つ
のチャンスでしかありません。医学部進学の王
道は、医学部一般入試です。本当の勝負の時を
前にして、勝負を諦めてしまう必要はありませ
ん。現役生の皆さんは、足りなかった勉強時間
が増えることになります。浪人生の皆さんは、
そもそも一般入試のための勉強をしてきたはず
です。
医学部進学を目指す現役生も浪人生も「まだま
だやれる」というか、ここからが本番です。
メルリックス学院で現在もチューターをしてい
てくれるTくんは現役生の時、友達からある日、
突然「東京医科大学推薦入試に合格した」と聞
かされ驚きました。東京医科大学推薦入試を受
けていることすら知りませんでした。
この話を聞くまで、少しのんびりしたところが
あったT君ですが、ここから本気モードに入り
ました。T君は現在、東京慈恵会医科大学で医学
を学ぶかたわら、メルリックスで後輩たちのため
にチューターとして医学部合格の後押しをしてく
れています。「友達が推薦入試で合格したと聞いた
時は、完全に出遅れたと思った。でもそこで初め
てスイッチが入った。そこからの頑張りがあった
からこその医学部合格です。」と受験生だった時の
ことを話しています。
「ここからが本当の勝負」そう考えて一般入試に
備えてください。