医学部入試

「不適切入試」の医学部、一般入試はどうなる?(2018-12-20)

東京医科大学に始まり医学部での「不適切入試」
が次々に明らかになりました。

具体的には、東京医科大学の他に昭和大学医学
部、順天堂大学医学部、北里大学医学部、日本
大学医学部、岩手医科大学医学部、金沢医科大
学医学部、神戸大学医学部、福岡大学医学部の
9大学が、それぞれ過去の医学部入試で「不適
切な取り扱い」があったことを公表しました。

また、聖マリアンナ医科大学は文部科学省から
「『不適切入試』の疑いが強い」、とされたもの
の「受験生個々を個別に評価した結果」と反論
しました。

「不適切入試」があったことを認めた大学の中
に、過去の入試で不適切な扱いがあって不合格
となった受験生を「追加合格」とすることを発
表した大学もあります。

例えば、東京医科大学は44人を追加合格とし、
その人数分を来年度の一般入試の募集人員から
差し引くことにしました。入学辞退者が出る可
能性もありますが今のところ、募集人員は44
人減るとされています。

まだ正式発表はありませんが、順天堂大学、
日本大学、金沢医科大学で追加合格者を出し、
その影響で一般入試の募集人員が減る可能性が
あります。この他の大学でも医学部で追加合格
者を出し、一般入試の募集人員が減るかもしれ
ません。

医学部受験生の皆さんは、「不適切入試」が明ら
かになった大学の一般入試がどうなるのか大変、
気になるところだと思います。

これら医学部「不適切入試」の影響について
昨日、鈴村学院長がツイキャスで話しています。

昨日のツイキャスをYouTubeにアップしてい
ますので、ぜひご覧ください。

YouTube『2019年度入試 医学部不適切入試について』
https://www.youtube.com/watch?v=6fyADSDaFZE

資料PDFのダウンロードはこちらから
https://www.melurix.co.jp/wp-content/uploads/2018/12/i_hutekisetu.pdf