医学部入試

医学部の志望校対策(2018-12-31)

2018年も最後の一日になりました。医学部
進学を目指して頑張っている受験生の皆さん
は「早いなぁ。もう大晦日かぁ」と思ってい
るかもしれません。

時間は誰にも平等です。他の医学部受験生も
同じように感じているはずです。自分だけが
「時間が足りない」と思っているわけではな
いことをしっかり理解してください。

鈴村学院長が先日、気持ちが焦りがちな受験
生に対してツイッターで「今年、使ってきた
問題集や参考書、ノートを積み上げてみるこ
と」を勧めていました。

そうすることで、自分がやってきたことが視
覚的に分かります。自分を落ち着かせるいい
方法の一つだと思います。

さて、医学部受験生の皆さんは目前に迫った
センター試験や受験校の入試の対策に追われ
ていると思います。受験校の対策として過去
問を解いている人も多いと思います。過去問
を解くことはいいのですが、やみくもに過去
問を解けばいいわけではありません。

志望校対策とは、志望校の入試で少しでも高
い点を取るために行うものです。過去問を解
いて学力が上がるかと言えば必ずしもそうで
はありません。

過去問を解くにあたっては、試験時間どおり
に解いてください。試験時間内で解き切れる
のか、見直す時間が十分とれるのか、を知る
ことは重要なことです。実際に過去問を解い
て、時間配分を考えてください。

国公立大学医学部専願でセンター試験の結果
に関わらず受験校は決めている、のであれば、
この時期に過去問を解く大学は最大で2校で
す。多くの場合は1校でしょう。

しかし、私立医学部を併願する、私立医学部
だけを受験する場合は、受験校の数が多くな
りますので、全ての受験校の過去問を解いて
いる時間は無いでしょう。この場合、どうす
ればいいのでしょうか?

まず、第一志望の医学部の過去問は解いてく
ださい。そして、自分なりの時間配分を考え
るといいでしょう。試験時間内に解き切れな
いのであれば、どの問題から手を付けるかを
考えてください。「この大学の、このタイプの
問題は難しい」と感じるのあれば、試験当日は
後回しです。

第一志望校の他に、最も合格の可能性が高いと
考える医学部の過去問にあたってください。第
一志望校と同じように、試験当日の各科目ごと
の作戦を練ってください。

第一志望校と最も合格の可能性が高いと思われ
る大学の過去問を解く順番は逆でもかまいませ
ん。自分で、より重要だと思う大学から手を付
けてください。

なお、予備校でも大学別に志望校対策講座を
やっていると思いますので、そういったものを
利用するのも一つの方法だと思います。

もちろん、メルリックス学院でも大学別の一般
入試対策講座を行います。1月に、渋谷校では
昭和大学医学部や杏林大学医学部など14大学、
福岡校では福岡大学医学部や久留米大学医学部
など5大学、大阪校では関西医科大学、兵庫医
科大学など9大学の一般入試対策講座を行いま
す。よろしければ、ご利用ください。

メルリックスの大学別対策講座
https://www.melurix.co.jp/news/205