明日は帝京大学医学部、日本医科大学、
自治医科大学、金沢医科大学の1次試
験日です。
受験者層を考えると、帝京大学医学部
か金沢医科大学を志望する受験者層と
、自治医科大学か日本医科大学を志望
する受験者層の二つに分かれそうです。
帝京大学医学部と金沢医科大学のどち
らの医学部に出願するか、迷った医学
部受験生も多かったのではないでしょ
うか?生徒達からもよく相談を受けま
した。
「絶対、こっちの医学部」ということ
は無く、一人ひとりの学力などの状況
に合わせて考える必要がありました。
大雑把に言えば、「4科目あった方が
いい」と考えるか「苦手科目を避け
3科目の方がいい」と考えるかが、
基本になります。ただ、帝京大学医学
部は、3科目入試といっても、英語は
必須ですから、英語は避けられません。
その帝京大学医学部の入試ですが、苦
手科目は受験しないうえに、割と解き
やすい問題が出題されますので「落と
せない」入試の色が濃くなります。
昨年の合格最低点は、300点満点で、
217点でした。得点率は、72.3%です。
帝京大学医学部で合格しようと思えば
7割は欲しいところです。これは、「3
科目全て7割超え」ということでは、
ありません。あくまで「合計点で7割
超え」という意味です。仮に明日、
最初の英語がうまくいかなくても、残
る2科目で挽回すればいいことです。
帝京大学医学部の1次試験は各科目、
試験時間は60分です。60分という短
い試験時間の中で、最大の点を取るこ
とを頭に置いて試験に立ち向かって
ください。
帝京大学医学部の英語は、これまでと
変化が無ければ時間的には多少余裕が
あると思います。焦って、つまらない
ミスを犯すことの無いように気を付け
てください。
金沢医科大学の1次試験も帝京大学
医学部の1次試験と同じように、試
験時間は各科目60分です。時間配分
がカギになりますので事前に、科目
ごとに自分なりの時間の使い方をよく
考えておいてください。
金沢医科大学の英語は、年によって
出題内容が変化しています。自分が
考えていた英語の問題と違っていて
も、慌てないことが大切です。
金沢医科大学の化学は、問題自体は
難しくありません。ただし、正解を
選ぶ問題と誤りを選ぶ問題の両方が
あったり、選ぶのも一つであったり
複数(全て)であったりします。
問題自体は難しくありませんので、
「問題文の読み間違い」には注意し
てください。
金沢医科大学の合格最低点は、1次
試験合格の最低点が公表されていま
す。昨年は400点満点中271点、
得点率で67.8%でした。2次試験合
格まで考えると7割が一つの目安と
なりそうです。
金沢医科大学の面接は、グループ討
論になります。金沢医科大学のグル
ープ討論は、はっきりした「コツ」
があります。メルリックスでも、
2月4日(月)に渋谷本校と大阪校で
金沢医科大学グループ討論対策講座
を行います。私は、大阪校でご指導
させていただきます。金沢医科大学
1次試験に合格したら、この講座を
ご利用ください。
ところで数日前に、すでに医学部に
進学している以前の生徒に、金沢医科
大学から「追加合格の連絡」があった
とのことです。すでに別の医学部に
在籍していますので、断ったのです
が、まだ追加合格が確定していなか
ったことに驚きました。