医学部で合格を勝ち取るためには、医学部
入試で出題された問題を解く必要がありま
す。
国公立の総合大学では、医学部入試の問題
は理系受験生共通の問題であったりします。
先日もお伝えしましたが、問題が同じでも
合格最低点は異なりますが、出題される問
題そのものは同じです。
しかし、私立大学の場合は、総合大学であ
っても医学部の入試では医学部だけの問題
が出題されることが基本です。
以前、近畿大学医学部一般後期入試の問題
は、他学部との共通問題でした。医学部受
験生にレベルを合わせた問題にすると、他
学部の受験生が解けないことが予想される
ため、医学部以外の受験生に合わせた問題
が出題されていました。
これですと医学部受験生の間で差が付きに
くく、現在は後期入試も前期同様に医学部
は別問題になっています。近畿大学内部で
は、これまで作る必要のなかった試験問題
を新たに作ることに対する抵抗が、かなり
強かったと聞いていますが、現在は医学部
だけは別問題となっています。
このように特に私立医学部入試で合格する
ためには、医学部で出題される問題への対
応力が欠かせません。問題そのものへの対
応力であったり、試験時間の使い方であっ
たりです。
メルリックスでは6月16日(日)に渋谷
本校で医学部の英語と医学部の数学で、ど
う合格点を取るのかに絞った無料公開セミ
ナーを行います。
英語は、こういった外部向けの講座には、
めったに出ない代田講師が担当することに
なりました。私も「代田先生がやってくれ
るんだ!」とうれしく思いました。この
先生は、医学部入試の長文問題で点を取ら
せることに秀でた先生です。同じ英語力で
も試験問題の扱い方で得点は変わることを
実感していただけると思います。
「医系長文の点の取り方」というテーマで
13時から14時半まで行います。
数学は、生徒が理解できるよう工夫を重ね
る高田講師が担当します。今回は立体・空
間図形を扱いますが、立体や空間をイメー
ジしにくい受講生の皆さんのために模型を
用意するようです。数学は14時45分か
ら15時45分までの予定です。
1科目だけのご参加もかまいません。また、
講座とは別に様々なご相談も出来ますので、
せひご参加ください。