いよいよ明日は、東海大学医学部編入学試験
の1次試験合格発表です。1次試験の合格発
表は、受験者全員に速達で郵送されます。
早い人ですと7月6日(土)のお昼頃には届
くようですが、神奈川県から少し離れた所で
すと、場合によっては翌日になってしまうか
もしれません。いずれにしても合否に関係な
く受験者全員に「第一次試験判定通知」が届
きます。1次試験合格者は、募集人員の4倍、
60人程度ではないかと思われます。
さて、1次試験の合格ラインですが適性試験で
は、7問中4問正解が合否ラインになりそうで
す。もちろん、英語で得点を稼げていれば適性
試験の合否ラインは当然、下がりますが適性試
験だけで考えれば4問正解しておきたいところ
です。
東海大学医学部編入学試験の適性試験を担当す
る講師は「この問題なら5問正解して欲しい」
と感じているようですが、60分の試験時間で
7問のうち5問正解は簡単ではないように思わ
れます。
適性試験担当講師の分析によれば、やはり事前
に「東海編入の適性試験」に対する準備をして
きた受験生は、「時間を上手く使えたのではな
いか」ということです。
設問1は、数学Ⅱの図形と方程式の問題で、受
験生の皆さんは、いきなり「数学」の問題で驚
いたかもしれません。ただ、図が描ければ解答
は見えたのではないでしょうか?問題文を読ん
で、図を描くことにすぐに着手出来たかによっ
て解答時間は変わったと思われます。
【メルリックス学院講師作成・設問1の解説】(クリックすると拡大します)
設問2は、選択肢の多さに戸惑うかもしれませ
んが、「最初に『明らかにおかしいもの』を除外
してしまえば、選択肢は5つに絞られる」との
ことです。例えば「そもそも組み立てた時に正
六面体にならない、イ、オ、シ、スは除外出来
る」といった感じで、11の選択肢が除外出来
るとのことです。「こうすることで問題を解く
時間は大幅に短縮出来る」ので試験時間を有効
に使うことが出来ます。
設問4の資料解釈も丁寧に解いて行けば解ける
問題ですが、データの量が多くその分作業量も
多くなりがちです。ただ、丁寧に計算するとこ
ろとそうでないところの見極めが出来れば、こ
の問題も時間短縮可能な問題でした。
東海大学医学部編入学試験は、英語も適性試験
も「試験時間との闘い」という側面があります。
今年の東海大学医学部編入学試験も試験時間の
使い方の巧拙が結果に影響するように感じます。
東海大学医学部編入学試験の2次試験は1次試
験と同じ200点の配点がありますので、1次試
験の順位がかなり動きます。メルリックスの
東海大学医学部編入学試験 2次試験対策講座
に来ていただく医学部再受験生の方達は、真剣
そのものです。受講生の皆さんに「来てよかっ
た」と言っていただけるよう、こちらも真剣に
準備を進めているところです。「プレゼン面接」
は昨年から若干変更がありましたので、それに
合わせて教材を作っています。2次試験対策講
座の受付は明日6日(土)からになります。