今日は、東海大学医学部編入学試験の2次
試験日です。東海大学医学部編入学試験の
2次試験では、20分の個人面接と20分の
「プレゼン面接」が行われます。
実際のプレゼン面接は、資料文とそれにつ
いての問いが書かれた課題シートが渡され、
20分で考えをまとめた後、別室に移り10
分で自分の考えを述べ、10分の質疑応答
になります。プレゼンと質疑応答合計で
必ず20分と決まっています。
今日の東海大学医学部編入学試験のプレゼ
ン面接のテーマは「現況の医師の働き方改
革」だったようです。
メルリックスの2次試験対策講座でのプレ
ゼン面接対策は第1クール、第2クールと
もに3つの課題シートを渡し、その中から
自分が一番話せそうなテーマを選んで、プ
レゼンを行ってもらい、その後10分の質
疑応答を行う流れです。
6つのテーマで課題シートを作りましたが、
その中の一つが「医師の長時間残業」に
ついてでした。
「厚生労働省は勤務医に適用する残業時間の
上限規制の枠組みをまとめた。(中略)一方、
地域医療の維持に不可欠な病院は、35年度
までの特例で年1860時間とした。一般的
に月80時間の残業は過労死ラインとされ、
今回の上限はこれの2倍に匹敵する。」という
資料文に対し、自分の考えを述べてもらいま
した。
他の受講生がプレゼンを行っている時は、残
りの受講生は面接官として、プレゼンに対し
て質問をしてもらいます。自分が「医師の長
時間残業」を選ばなくても、他の人の「医師
の長時間残業」に対するプレゼンを聞き、質
疑応答に参加していますので、今日のテーマ
「現況の医師の働き方改革」について上手く
話せたのではないかと思います。
私が担当したプレゼン面接対策では、医療ク
ラーク、複数主治医制、特定看護師、患者が
協力できること、医師偏在の理由と対策など
が出ていました。また、東海大学医学部附属
八王子病院では、「医師並びに職員の過重労
働軽減に関するお願い」をHPに掲載して
いることも伝えました。
講座では、受講生が本来、10分話すところ
を3分しか話せなければ、質疑応答と合わせ
て20分と決まっていますので、私は17分
質問を浴びせます。大変だったと思いますが、
受講生の皆さんは今日、質疑応答も頑張って
くれたと思います。
ほとんど毎年、東海大学医学部編入学試験プ
レゼン面接のテーマを当てています。「なぜ、
当てられるのか」と聞かれますが、難しい
ことだとは思っていません。詳しいことは、
お伝えできませんが、出題者がどういうこ
とを考えテーマを選ぶかを考えれば、テー
マはある程度絞れます。これは、他の医学
部入試でも同じです。
昨年は、東海大学医学部編入学試験の合格者
15名中9名がメルリックスの講座受講生で
した。今年も多くの合格者を期待しています。