メルオン

不安な分野は、夏に集中して(2019-07-20)

国際医療福祉大学医学部の入試説明会では、
大学からの医学部の入試についての説明の
他に、国際医療福祉大学医学部1年のメル
リックス学院卒業生が医学部を目指す生徒
達に話をしてくれました。

ちょうど「夏」に入るところですので、こ
の時期以降の勉強の進め方について「結果
は夏以降の過ごし方」というタイトルで話
してくれました。

この話の中で「夏」にやるべきこととして
「不安な分野は、夏の間に」ということを
自分の経験を交えて話してくれました。
自分で「あそこは嫌だな」と思う分野があ
れば、夏の間にやっておかないと苦手なま
ま入試を迎えてしまう。それでは、医学部
に合格できない、といった話です。

医学部入試は、成績上位の優秀な受験生が
多く受験する入試です。私立大学医学部の
一般入試では、定員80名ほどのところに
2,000名から3,000名程が出願します。

こういった入試では、他の受験生が解いて
来るところで得点を落とすと、挽回は厳し
くなります。医学部で合格するためには、
出来なければならない問題を確実に点に
しなければ合格が覚束なくなります。

つまり、医学部合格のためには、苦手分野
を無くすことが必要だということです。
完璧に苦手を脱することが出来なくても、
人並みに近づけることは出来ます。「夏」
にやっておかないと、入試が近づくとやら
なければならないことが多すぎて、それど
ころではなくなります。

彼の話の中に「暗記は、覚えて忘れるの繰
り返し」という言葉がありました。覚えた
はずのことが出てこないと辛いだろうけど、
それでも繰り返しやる、ということが出来
るかどうかが合否を分けるということです。
暗記が苦手な彼は、これをやり抜くことが
出来、医学部に合格出来ました。

医学部を目指して頑張っている受験生の皆
さん、この夏は、あえて自分が苦手として
いることにチャレンジしてください。