昨日に続いて、国際医療福祉大学医学部1年
の、メルリックス学院卒業生から後輩たちに
向けた話の続きです。
現在のメルリックスの生徒に向けた彼の話で、
「苦手分野は、夏の間にやることが大切」と
いう話を昨日はお伝えいたしました。本日は、
得意科目の話です。
彼の得意科目は英語でした。だからと言って、
英語の勉強ばかりしていたわけではありません。
むしろ、他の科目の勉強時間を増やすために英
語の勉強時間は必要以上に多くならないように
気をつけていました。そのかわり、英語の勉強
では、何をどうやるかを自分なりにしっかり考
えていました。
「英語のテキストを覚えるくらい読む」「英語
の問題を解く時は、与えられた時間より短い時
間で正確に解く」です。
テキストを読み込むことで、英語のリズムのよ
うなものが体に染み込み、実際の入試では正し
い答えにたどり着く「勘」が働いたとのことで
す。英語のテキストを読むのはスキ間時間に行
うことが出来ます。得意科目であれば、テキス
トを読むことに、短い時間でスムーズに入って
いくことが出来ます。
入試では「英語で点を稼げる」という気持ちが
他の科目でのプレッシャーを和らげてくれた
ようです。
「得意科目か苦手科目か」と言われれば「優先
するのは苦手科目」となりますが得意科目を
やらなくていい、というわけではありません。
得意科目は「短い時間で正確に解く」を目標に
するといいと思います。
なお、彼は生物選択でしたが生物は、絵を描い
て覚えたそうです。きちんと絵に描ければ正確
に理解出来ている、と考えて絵を描いて覚えた
とのことで、非常に効果的だったと話してくれ
ました。
これは、先日このブログで取り上げた日本医科
大学6年のメルリックス卒業生も言っていたこ
とですが「医学部入試で合格通知を手にするた
めには、良き勉強仲間の存在は大きい」とも話
していました。
お互い支えあえる勉強仲間を、ぜひ見つけて
下さい。そして一緒に医学部を目指しましょう。