東京女子医科大学の推薦入試が一般公募も
指定校も大きく変更されます。

東京女子医科大学医学部の推薦入試は、こ
れまで募集人員約20名の一般推薦（公募）
と募集人員約15名の指定校推薦の二つが
ありました。いずれの推薦入試も受験資格
は「現役のみ」です。このうち一般推薦入
試には、昨年から卒業生子女枠が明記され
ました。ちなみに、昨年の東京女子医科大
学一般推薦入試では、卒業生子女枠で4名
が合格しています。

東京女子医科大学では、今年の推薦入試か
ら昨年まで「現役のみ」だった一般推薦入
試（公募）の受験資格を「現役・1浪」に
変更します。１浪女子も、今年の「女子医
推薦」を受験できることになりました。

「女子医一般推薦入試」の試験内容は、こ
れまでと同じく適性試験、小論文、小グル
ープ討論、個人面接となります。

一般推薦入試では、もう1点変更がありま
す。卒業生子女枠は『「至誠と愛」の推薦
入試』という名称の推薦入試を新たに行う
こととし、一般推薦入試と別にしました。
「至誠と愛」の推薦入試は募集人員約7名
で行われ、受験資格は「現役・1浪」とな
ります。試験内容は、適性試験、個人面接、
小論文で、小グループ討論はありません。
また小論文は、少し凝ったものが出題され
るようです。

昨年までの東京女子医科大学指定校推薦入
試では、出願者は基本的に全員合格となっ
ていましたが、今年からはそうはならない
ようです。東京女子医科大学の説明によれ
ば医学部指定校推薦入試は「受け入れ方式」
から「選抜方式」に変更されるとのことで
す。これまでは高校からの推薦者を「受け
入れ」ていたものを、指定校推薦も「選抜」
するということです。募集人員も約8名に
減っています。また、指定校の数そのもの
も減らすようです。

また、「女子医指定校推薦入試」の試験内容
は、これまでの小論文と個人面接から、公
募推薦入試と同じ、適性試験、小論文、小グ
ループ討論、個人面接に変更されます。ここ
にも「指定校推薦でも選抜する」という意識
が見て取れます。

東京女子医科大学の推薦入試は大きく変更
されます。「女子医推薦入試」を考えていた
現役の医学部受験生は、受験資格が「現役・
1浪」になることの影響は、気になるところ
でしょう。

東京女子医科大学医学部の推薦入試は、大
きく変更されますが、「女子医推薦」を考え
る女子の医学部受験生の皆さんは「試験が
変わるけど、女子医でいいの？」「1浪で受
験して合格できるの？」「去年、女子医推薦
入試を受験してダメだった人でも合格出来る
の？」など、様々なことが頭をよぎるのでは
ないでしょうか？

そんな、女子医学部受験生の皆さんの疑問に
答えるために、8月4日（日）に「どうなる⁈
女子医大推薦入試」というタイトルで、私が
お話しさせていただく機会を設けました。
渋谷本校で午前11時からお話しさせていた
だきますが、すでに11時の回はほぼ満席の
ようで、急遽15時にもう一度、お話しさせ
ていただくこととしました。講演の前後では、
個人的なご相談にも対応させていただきます。
特別講演のご案内には11時の回しかありま
せんが、15時の回を追加いたします。

⇒ 15時の回も定員になりましたので、現在
17時からの回をご案内中です。(2019.07.26)

昨年も、募集人員約20名の「女子医大公募
推薦入試」で14名の合格者を出し「女子医
と言えばメルリックス」と言われるようです
が、女子医大で合格するための秘訣を含めて
お話しさせていただく予定です。

なお、東京女子医科大学一般入試の試験日程
は、まだ公表されていませんが1次試験は、
1月23日（木）で藤田医科大学の1次試験と
重なりました。2次試験は2月4日（火）、
2月5日（水）の2日間のうち女子医大が指
定する日に行われます。

ただ、これはちょっとした操作で自分の希望
する日に受験することができます。

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