東京女子医科大学の推薦入試では、どの
推薦入試でも適性試験が課されます。そ
もそも適性試験とは、どの様な試験なの
か、悩む医学部受験生も多いと思います。
東京女子医科大学の推薦入試は、今年から
募集人員約8名の指定校推薦入試、募集人
員約7名の「至誠と愛」の推薦入試、募集
人員約20名の一般推薦入試(公募推薦入
試)の3つに分かれます。
この3つの推薦入試全てで筆記試験として
適性試験が課されます。
東京女子医科大学からは、推薦入試の適性
試験について「文章、データ等を示して読
解、分析、判断の能力を評価する」としか
知らされていません。
とは言え、出たとこ勝負と言うわけには行
きません。東京女子医科大学の推薦入試を
考えている受験生なら、「おおよそこうい
う問題が出題される」ということは分かっ
ているでしょう。
ただ注意が必要なことは、「女子医の適性
試験は、昨年から変わった」ことです。
今年から推薦入試全体が大きく変わります
ので、東京女子医科大学推薦入試の適性
試験は、さらに変化すると私は考えていま
す。
いくつかの医学部が集まる「医学部入試
説明会」では、なかなか突っ込んだ話は
聞けません。やはり、お伺いして時間を
十分いただいてのやり取りでないと見え
て来ないことも少なくありません。
明後日、8月4日(日)にメルリックス
学院独自の医学部入試説明会「どうなる
?!女子医大推薦入試 今年はこう変わ
る」というタイトルの東京女子医科大学
推薦入試の説明会を行うこともあり某日、
鈴村学院長と二人で東京河田町の東京女
子医科大学本部にお邪魔させていただき
ました。
東京女子医科大学の推薦入試全体につい
て様々なことをお伺いしましたが、適性
試験についてもお聞きしました。
もちろん「今年は、こういう問題を出す」
とストレートに答えて下さるわけではあ
りませんが、質問を重ねることで自分な
りの理解ができます。鈴村学院長は「行
間を読む」と言いますが、まさにこの日
は、表情や言い方などから「行間を読む」
ことに集中しました。
あくまで私達が勝手に「こういうことだ
ろう」と思っているだけで、本当に正し
いかは、推薦入試当日まで分かりません。
しかし、そう外れることも無いだろうと
も思います。
東京女子医科大学の適性試験対策として
SPIをやられる方も多いようですが、お
話しをお伺いして私は「SPIは意味が無
い」とまでは思いませんが同時に「SPI
では厳しい」とも感じました。また、
これまでと違ったタイプの問題が出題さ
れる可能性も感じました。
女子医大の推薦入試で出題される適性試
験対策として「これを1冊仕上げればい
い」という教材は無いように思います。
女子医大としてもあまり準備をさせず、
受験生の本来の姿を見たいのだと思いま
す。とは言え、出題パターンは決まって
います。
明後日の「女子医大推薦入試説明会」の
ための資料は完成しました。お出でい
ただいた方に「来てよかった」と言っ
ていただける内容をお話し出来れば、
と考えています。
11時の回、15時の回は、満席となりま
したが、17時の回にキャンセルが出ま
したのでご興味のある方は、よろしけ
ればご参加ください。