医学部入試

夏期講習に出席しない勇気(2019-08-07)

医学部・歯学部を目指す受験生の皆さんは、
現役生、浪人生に関わらず予備校の夏期講
習を受講している人が多いのではないでし
ょうか?

メルリックス学院では、「内部生を大切に」
という考えから、外部生も参加できる夏の
講習は1週間の合宿を除き、特に設けてい
ません。ただ、ほとんどの予備校では外部
生も参加できる講座・講習を設けているよ
うです。

予備校の講習に参加することは、いいと思
うのですが、これまで受けた夏期講習の授
業は消化出来ていますか?

夏を前に、予備校の講座・講習を選ぶ時は、
やる気満々でいろいろな講座・講習を申し
込んだかもしれません。しかし、授業を受
けても「受けるだけ」に終わってしまえば、
せっかくのやる気も効果に結び付きません。

受講した夏の講座・講習は、ちゃんと自分
のものになっていますか?復習や宿題は、
こなせていますか?

メルリックス学院では、8月の最終週を
予備週にしています。これは、講師が風
邪などで休講があった際に補講を行うた
めの1週間です。

しかし、生徒達にとってはこれまで未消
化に終わっていた部分をやり直す貴重な
1週間になります。この1週間で自信が
持てていない部分のやり直しをやっても
らっています。予備週を経て曖昧な部分
なく、9月からの後期に入っていけるよ
うにしています。

医学部受験生、歯学部受験生の皆さんは、
夏期講習をなんとなく受講して、全てが
中途半端に終わることの無いようにして
ください。

「予備校の授業に食らいつく」よく言
われるフレーズです。こなし切れれば
いいのですが、気持ちばかり先走って
結局、授業は受けたものの、曖昧な部
分が多く残っては意味がありません。

ここから先の夏期講習は、ひょっとし
たら全ての申し込み講座に出席するの
ではなく、一部をキャンセルして「授
業を受けたけど、まだ自信が持てない」
と感じている講座のやり直しを行った
方が効果的かもしれません。

場合によっては、一部の夏期講習はキ
ャンセルする勇気も必要かもしれませ
ん。

最終的には医学部入試、歯学部入試で
合格点を取ることが目標です。医学部
合格、歯学部合格という目標に向かっ
て、残りの「夏」をどう過ごすべきか
考えて、「夏」が終わった時に「充実
していた」と言えるようにしてくださ
い。