医学部入試

「どうすれば一歩でも近づけるか」を考えよう(2019-10-19)

医学部受験生、歯学部受験生の皆さんの手元には
模擬試験の結果が返ってきていると思います。
メルリックスでも、9月に受けた全統記述模試の
結果が先日、返却されました。

受験生の皆さんはもちろん、親御さんも模試の
結果は気になるでしょう。偏差値や合格可能性判
定を見て元気が出たり、逆に落ち込んだりしてい
るかもしれません。

たくさんの医学部受験生、歯学部受験生と接して
いると、10月を乗り切れるかどうかが非常に大き
な意味を持つと感じます。

10月も半ばになると、入試まで残り3ヶ月となり
ます。受験生心理として「3ヶ月しかない」と考え
た時、模試の結果などから志望校の合格は「到底
無理」と考えてしまう受験生も少なくないようで
す。

ここまで頑張ってきた疲れもあるのかもしれませ
ん。「頑張ってきたけど成績はちっとも伸びない」
と思うのかもしれません。なんとももったいない
話だと思います。

これまで勉強をしてこなければ、残された3ヶ月
は「短い」と感じるかもしれません。しかし、勉
強を重ねてきた受験生にとって3ヶ月は、けして
短くはありません。

中の見えない壺に、水を入れる時のことを考えて
ください。水を入れても、どのくらい水が入った
か分かりません。しばらく入れても水がいっぱい
にならないと「底に穴が開いているのかもしれな
い」と不安に思ったりします。そう思った途端、
水があふれて「あっ、入ってたんだ」となります。

水を入れ続けなければ、壺から水が溢れることは、
ありません。水を入れ続けていれば確実に、あふ
れ出るラインに近づいていきます。ただし、あふ
れるまで、どこまで入っているかは分かりません。

志望校の合格ラインまでの距離は、模試の結果な
どで分かったような気にはなるでしょう。

ここで考えて欲しいことがあります。

「壺の水がたまるスピードは一定であるが、受験
勉強の結果が出るまでの時間は一定ではない」と
いうことです。言葉を変えて言えば「学力の上昇
曲線は人によって違う」です。

勉強を頑張ったとしても、点数や偏差値といった
数字に表れるまでには時間が掛かります。そして、
それがいつなのかは、誰にも分かりません。やれば
順調に伸びを感じることの出来る受験生もいれば、
成果が見えるまでに時間はかかる受験生もいます。
こういう受験生は伸び始めると一気に伸びます。

点数や偏差値と言った数字に、努力の成果が現れ
ないと力が入らないかもしれません。しかし、
ここからグッと伸びるかもしれません。そもそも、
模試の結果は、1か月以上前の自分の姿です。

ここまで頑張ってきた受験生のみなさん、自分を
信じろと言われても難しいかもしれません。しか
し、とにかくやり切ることに集中しましょう。最
後まで、やれることをやり切ってください。

合格出来ないことへの不安や焦りはあるかもしれ
ません。受験生なら当然です。しかし今、考える
べきことは「どうやったら志望校の合格に一歩で
も近づけるか」です。