本日10時に九州の私立医学部2校の1次試験
合格者の発表がありました。特に九州の医学部
受験生にとって、この時間は緊張する時間にな
ったのではないでしょうか。
2月1日(土)に1次試験を行った久留米大学
医学部一般入試前期の1次試験合格者は322
名でした。昨年の久留米大学医学部一般入試前
期の1次試験合格者は394名でしたので72
名も少ない1次試験合格者でした。
これは、久留米大学医学部一般入試前期の募集
人員が昨年に比べて5名少なくなったことが主
な理由です。この他に、大学として「1次試験
合格者を絞ろう」という方針もあると聞いてい
ます。
久留米大学医学部の2次試験では、小論文と面
接が行われます。小論文にも面接にも50点の
配点が付いていますので、1次試験の順位から
さらに動くと思います。
久留米大学医学部の小論文は、ここ3年「医師」
についてのテーマを与えられています。昨年は
「医師として社会に貢献できること」という
テーマが与えられ、それについて自分の考えを
60分、800字以内で書きました。
久留米大学の小論文のポイントは「どんなテーマ
が与えられても、とにかく800字近く書く」で
す。久留米大学医学部の小論文の採点方法を聞い
ていますが、多少内容が薄くてもとにかく書き切
ることが何より重要です。
久留米大学医学部の面接は、面接官2名による
個人面接になります。面接室の前で、係員から
調査書などが入った封筒を渡され、それを面接
官に渡して面接が始まります。
面接での質問は、医学部の面接としてはオーソ
ドックスな質問が多くなりますので、事前に十
分な準備が出来ます。この他に、小論文で書い
たこともよく聞かれていますので、面接の前に
小論文で書いた内容を整理しておいてください。
募集人員70名(60名の誤りでした申し訳ご
ざいません)に対し2729名が志願した福岡
大学医学部の合格発表は、受験生自身が福岡大
学のサイトにアクセスして合否を確認する方式
ですので、今年の1次試験合格者数は分かって
いません。ちなみに昨年は405名が福岡大学
医学部の1次試験に合格しています。
福岡大学医学部の2次試験では、面接だけが行
われますが50点の配点が付いています。久留
米大学医学部同様、1次試験の順位からまだ動
くでしょう。
福岡大学医学部の面接は、5名程度の受験生が
一つのグループになって、自己紹介から始まる
グループ討論、グループ面接が行われます。
福岡大学医学部の面接は、面接官によって進行
方法に違いがあります。本来は、グループ面接
とグループ討論の両方をやることになっている
のですが、どちらかに偏る場合もあります。
いずれにしても、福岡大学医学部のグループ面
接、グループ討論の両方の準備をしておけば問
題ありません。
また自己紹介から始まることは、どのグループ
でも共通ですから、少なくとも自己紹介は準備
しておいてください。
福岡大学医学部は推薦入試も行っています。昨年
11月の福岡大学医学部推薦入試の面接が、どう
いった面接だったのかは、非常に参考になります。
福岡大学医学部推薦入試の面接は、これまで行わ
れてきた福岡大学医学部の面接と大きな変化は、
ありませんでした。扱われたテーマは、医療に関
するものが多かったのですが、推薦入試で扱った
テーマは一般入試では扱わないでしょう。推薦入
試で扱われた以外の医療に関するテーマが受験生
に与えられそうです。
昨年11月の福岡大学医学部推薦入試にはメルリ
ックスから10名が合格しました。推薦入試対策
では私も福岡に行きましたが、福岡大学医学部の
一般入試2次試験対策講座でも福岡に行きます。
2月12日(水)、13日(木)の2日間で5回の
福岡大学医学部面接対策を福岡で行いますが、その
全てに参加します。よろしければご参加ください。
1回の参加からお申込みいただけます。
なお、2月11日の17時頃には福岡に入りますの
で、11日、12日で久留米大学医学部の模擬面接
を希望される方もお気軽にお申込みください。
メルリックス英進館 地下鉄天神駅徒歩5分
電話(フリーダイヤル) 0120-142-762