明日は、金沢医科大学医学部と福岡大学医学部の2次
試験日です。それぞれの大学医学部の1次試験に合格
された方達は、2次試験対策に余念がないと思います。
メルリックス学院でも、昨日は渋谷で金沢医科大学の
小論文、グループ討論対策講座を行いました。福岡で
は昨日と今日の2日間、福岡大学医学部面接対策講座
を行っています。私は、福岡大学医学部面接対策講座
で医学部受験生の皆さんの指導に当たっています。
金沢医科大学の面接と福岡大学医学部の面接には、共
通点があります。「グループで行う」という点です。
面接を5、6人のグループで行うと受験生一人ひとり
の差がはっきり見えます。差が付きやすいということ
です。
金沢医科大学の面接は、グループ討論になります。福
岡大学医学部の面接もグループ討論が基本ですが、面
接官によってはグループ面接になることもあります。
グループ討論であってもグループ面接であっても、最
も大切なことは「聞くこと」です。討論の参加者の発
言をしっかり聞いて正確に理解しないと、おかしなこ
とを言ってしまう恐れがあります。面接官にしてみた
ら「この受験生、どうしたんだ」になってしまいます。
グループ面接でも、面接官の質問をきちんと理解する
ことが欠かせません。さらに他の受験生の発言を聞い
ていないと「今の発言、どう思う」と面接官に振られ
た時に窮してしまいます。
グループでの面接では「何を話そうか」と考えるあま
り、人の話が聞こえなくなってしまう恐れがあります。
「話す前に、聞く」です。
明日の金沢医科大学、福岡大学医学部の面接では、
聞くことを大切にしてください。