明日は、私立医学部一般入試後期・Ⅱ期試験で最初の
試験となる、埼玉医科大学一般後期試験の1次試験日
です。
埼玉医科大学の後期試験の募集人員は34名と、少な
くありません。ただ、志願者数は前期を超えるほどの
志願者数となっています。過去3年は、いずれも前期
の志願者数より後期の志願者数の方が多くなっていま
す。
前期の方が募集人員は多いのですが、志願者数は前期
より後期の方が多くなります。これは、前期は他の医
学部との試験日重複で志願者が分散してしまうことが
一つの要因として挙げられます。
前期より募集人員が少なくなって、志願者が増えるの
だから「難しくなる」と、医学部受験生の皆さんは考
えると思います。
過去3年の埼玉医科大学の1次試験合格最低点を見て
みましょう。
まず前期ですが、昨年2019年度の1次合格最低点
は、500点満点の286点、2018年度が306
点、2017年度は300点です。
後期の1次合格最低点を見ると、2019年度では
282点、2018年度も282点、そして2017
年度は273点でした。いずれの年も1次試験合格
最低点は、後期より前期の方が高くなっています
後期の方が低い点数で1次試験に合格しています。
後期の方が、問題が難しくなっているということが
あるかもしれませんが、点数だけを見ると前期より
後期の方が難しい、とは言えません。
明日、埼玉医科大学を受験する医学部受験生の皆
さんは、志願者数に怖気づく事なく自分の力を出
し切ってください。
メルリックス学院公式ツイッターに埼玉医科大学
前期に関して「66%取ったのに1次落ちた」と
いう投稿がありました。
66%取れたと思っていたものの実際は、取れて
いなかったという可能性もありますが、過去3年
で最も高い1次合格最低得点率は61.2%でしたが、
今年は合格最低点が大きく上がったのかもしれま
せん。
明日、問題が難しいと感じるかもしれませんが、
自分だけが難しいと感じることはありません。
問題が難しいと感じたら、他の受験生も難しいと
感じているはずです。
ところで、明日は私も試験会場に応援に行く予定
をしています。試験会場では予備校が列をなして
チラシを配っています。迷惑に感じる受験生の皆
さんも少なくないでしょう。
メルリックスでも、受験生の皆さんにミルキーや
受験攻略ガイドのサンプル版などを配らせていた
だいています。ただ、今年は出来るだけ受験生の
皆さんの邪魔にならないよう配付する日を限定し
ました。その一日が明日の埼玉医科大学後期の試
験会場です。チラシ配布の打ち合わせでは、配布
会場を限定することの他、強引に配ることはしな
い、ということも確認しました。
医学部受験生の皆さんの、出来る限り邪魔になら
ないよう注意してサンプル版などを配らせていた
だきます。
五反田では地元警察の指導もあって、警察の許可を
頂いて警察指定の場所で配布担当者の人数も限定し
て、配布をするようにしています。
そんな中、警察の指導を全く無視して配布をして
いる予備校があるのも事実で残念なことです。
明日は、メルリックスの生徒だけでなく全ての受
験生の応援に行かせていただきます。「頑張れ受験
生」と書かれたボードを持って立っていると思い
ます。