本日は、金沢医科大学一般入試後期試験の1次試験日
です。今朝は、東京試験会場に行っていましたが他の
医学部入試に比べ、受験生の数が少ないように感じま
した。
金沢医科大学一般後期の志願者数は、まだ分かってい
ません。受験者の数が減っていることも考えられます
が、それ以上に大阪会場と受験者を分け合ったことが、
受験者が少なく感じた大きな理由だと思います。
昨年の金沢医科大学一般後期の受験者は、東京試験会
場が844名、大阪試験会場が578名で大阪試験会
場にもかなりの受験者がいました。二つの試験会場で
受験者を分け合った形です。この後行われる昭和大学
医学部Ⅱ期は東京試験会場だけですので、また違った
感覚かなと思います。
さて、金沢医科大学一般入試後期の1次試験は、英語
と数学だけになります。数学の試験範囲には、前期で
は試験範囲になっていた数学Ⅲは、試験範囲から外れ
ています。他の医学部入試には見られない試験科目、
試験範囲です。
金沢医科大学一般入試前期では、理科2科目と数Ⅲも
課されていますが、後期では課されません。
金沢医科大学にこのことをお聞きしたところ「編入学
試験で同じ試験科目、試験範囲で入学者を選抜したが、
入学後全く問題なかったから」という答えでした。
金沢医科大学では、現在は行われなくなりましたが、
2019年2月まで医学部編入学試験を行っていまし
た。この医学部編入学試験の試験科目が、英語と数学
でした。数学の試験範囲に数学Ⅲは入っていませんで
した。一般入試後期と全く同じです。
この編入学試験での入学者は医学部の学生として全く
問題なく過ごしているようで、「この試験科目、試験範
囲での入学者選抜は有効に機能している」、とのことで
す。
金沢医科大学一般後期の1次試験合格最低点は、過去
2年、200点満点の139点と140点でした。
7割が一つの目安と言えそうです。
英語と数学だけの200点満点の試験ですから、つま
らないミスは命取りになります。受験生の皆さんが持
てる力を出し切ることを祈っています。
昨年の一般入試後期の1次試験合格者は99名、2次
試験を経て正規合格者10名、繰り上げ合格者3名で
した。1次試験に合格しても合格通知を手にするのは
簡単ではありません。2次試験対策まで、しっかり仕
上げてください。メルリックス学院では渋谷本校で
3月4日(水)に金沢医科大学後期2次試験対策講座
を行います。