私立医学部編入学試験で唯一、３年次編入となる
岩手医科大学医学部編入学試験の合格発表が先週、
金曜日にありました。

岩手医科大学の合格発表は、医学部も歯学部も岩手
医科大学のサイトにアクセスして受験生自身が合否
を確認しますので、合格者数は現時点で分かってい
ません。

岩手医科大学医学部編入学試験の募集人員は４名で
すので、合格者も４名以内だと思われます。

岩手医科大学医学部編入学試験の受験資格は、歯科
医師免許取得者または、取得見込みの者となります。
歯学部で歯科学を学んだ人にのみ受験資格を与えま
すので、合格者は医学部の３年次に編入学すること
になります。

メルリックスからも、ほぼ毎年合格者が出ています
が、今年は２名が合格してくれました。

岩手医科大学医学部編入学試験の２次試験は、配点
５０点の面接になります。面接で基準点に届かなけ
れば、１次試験の成績に関係なく不合格となること
が入試要項に明記されています。それだけ岩手医科
大学医学部では面接を重視しているということです。

今年の合格者２名は、２次試験の面接の前に最後の
仕上げを担当しました。大切なことは「岩手医科大
学医学部が、歯科を学んだ受験生に何を期待して受
験資格を絞った編入学試験を行っているのか」を理
解することです。そして、「自分はその期待に応えら
れる人材であることを医学部の面接官にどう伝える
か」、です。

これまで毎年のように岩手医科大学医学部編入学
試験に合格者を出していますが、全て私立歯学部
出身者です。

今年の合格者２名の出身校は、いずれも私立歯学
部の中でも人気が高いとは言えない、むしろ歯学
部受験生の人気の無い、と言ってもいいと思われ
る大学です。

岩手医科大学医学部編入学試験では、出身大学を
気にする必要はありません。国公立歯学部出身と
言っても、特に有利にはならないでしょう。受験
生本人をしっかり見てくれます。１次試験の筆記
試験対策をしっかり行い、２次試験の面接で「望
まれる人材」ということを上手く伝えられれば、
合格出来ます。

歯科医師と医師のダブルライセンスを目指す方は
３年次編入ということもあって、誰もが受験を考
えていい医学部編入学試験だと思います。

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