旭川医科大学が医学部医学科と医学部看護学科の
後期試験を中止することを、発表しました。
新型コロナウイルスの感染が更に広がっています。
その中でも北海道での感染者が多くなっており、
北海道知事は緊急事態宣言を出しました。
これを受けての医学部後期試験の中止で、旭川医科
大学のホームページに「一般入試後期日程における
個別学力検査等の中止について」という、お知らせ
が掲載されました。
「本学が所在する北海道においても、感染者数が
急速に拡大している事態を受け」「北海道の地域医
療を担う一国立大学として、北海道における同感染
症の対策及び早期終息に向けた取り組みに歩調を合
わせることとし、3月12日(木)に予定していた、
医学部医学科・看護学科の一般入試後期日程の個別
学力検査等を中止することといたしました」と書か
れています。
後期日程の試験が中止されることになり、旭川医科
大学医学部後期試験の合否判定は、センター試験の
成績のみを用いて判定されます。「同点者がいた場合、
理科、数学の順で点数の高い人を高順位とします」、
とも書かれています。
旭川医科大学医学部に出願し2次試験に向け準備を
進めていた受験生の中には、割り切れない思いの受
験生もいることでしょう。大学としても苦渋の決断
だっと思いますが、私には「なんとかならなかった
のかな」という気持ちもあります。
北海道の国立大学では、旭川医科大学の他にも帯広
畜産大学、北見工業大学、北海道教育大学が一般入
試後期日程の中止を発表しています。