医学部も歯学部も一般入試だけでなく、推薦入試
(学校推薦型選抜)やAO入試(総合型選抜)も
行っています。
昨日、萩生田文部科学大臣の閣議後記者会見で、
記者からの「休校となっている学校もある中、
通う高校によって大学入試に対し不利になる高校
も出てくるのではないか。この点を文部科学省とし
てどう考えているのか」といった内容の質問に対し
て萩生田文部科学大臣は、「大学入試の実施は各大
学が判断するものではあるが、受験生第一の観点か
ら、場合によっては入試時期の早い学校推薦型選抜
と総合型選抜については時期を遅らせることも考え
なければならないかもしれない」という内容の発言
をしました。
文部科学省のホームページには、昨日の会見の会見
録が出ていませんので、会見動画を見てこの記事を
書いていますので、発言の内容とお考え下さい。
萩生田文部科学大臣が学校型選抜(推薦入試)と総
合型選抜(AO入試)を遅らせる必要があるかもし
れないとしたのは、評価対象となるスポーツの大会
や文化的な活動が延期ないし中止になる可能性を考
えて、とのことです。部活が行えない高校生が出る
可能性にも触れました。
緊急事態宣言の対象地域が全国に広げられ、先が見
えない状況です。文部科学省、各大学医学部、歯学
部には、不利になる受験生がない入試を期待します。
医学部・歯学部の推薦入試、AO入試を考えている
受験生の皆さんは、不安に思うと思いますが今、自
分が出来ることに集中してください。
仮に入試が伸びたとしても試験内容に大きな変化
は無いと思います。やるべきことを着実にこなし
てください。
今は、学力を上げることを考えていればいいでし
ょう。ただ、推薦入試やAO入試の受験を考えて
いるのであれば、小論文は少しずつやっておいて
もいいと思います。小論文は、高校ではやらない
と思いますので、塾や予備校で医学部・歯学部の
小論文を意識して準備を進めておくと、入試が迫
っても慌てないと思います。もちろん、メルリッ
クスでも現役生対象の医学部・歯学部の小論文講
座を行います。
※萩尾田文部科学大臣のお名前を間違って表記
しておりました。お詫びして訂正いたします。
(2020.04.21更新)