私立医学部の中でも受験生の人気の高い、昭和
大学医学部で大きな入試の変更が発表されました。
医学部一般選抜入試Ⅰ期・Ⅱ期で国語が選択出来
ることになりました。数学と国語のどちらかを選
択することになります。
私立医学部入試で「数学無しで受験可能」となり
ます。一般選抜(一般入試)では、これまで帝京
大学医学部だけが数学無しでの受験が可能でした
が、昭和大学医学部一般選抜Ⅰ期・Ⅱ期も数学無
しでの受験が可能になります。
医学部受験生の皆さんにとっては、驚きの入試科
目の変更だと思います。私自身も驚きました。
昭和大学では医学部に限らず、全学部の推薦入試、
一般入試で国語が選択科目として採用され、数学
または国語のどちらかを選択することになりまし
た。
昭和大学のサイトには「医系総合大学の本学には
「至誠一貫」の精神のもと医療従事者としての相
応しい学力と資質を有する学生が男女を問わず活
躍できるよう人材育成を行う使命があり、このた
めに学力の3要素(「知識・技能」、「思考力・判断
力・表現力」、「主体性を持って多様な人々と協働
して学ぶ態度」)を入学者選抜段階において多面的
・総合的に評価致します。その実現のため入試科
目を再検討した結果、論理的思考力の適切な評価
に「国語」を新たに入試科目(選択)として追加
することといたしました。」とあります。
今のところ、「選択科目として国語を追加する」
ことしか分からず、現代文のみなのか古文・漢文
も出題されるのかは不明です。
昭和大学医学部は、メルリックス学院で行う「私
立医学部入試相談会」に参加していただくなど、
鈴村学院長を中心に親しくさせて頂いています。
昭和大学医学部の「国語」について、昭和大学か
らの発表など、もう少し詳しいことが分かれば改
めてお伝え致します。