東京医科大学医学部医学科では、公正・公平な
入学試験に向けた取り組みを次々と行っています。

林由紀子学長による「学長かわら版」の4月23
日号の特集は「公正・公平な入学試験に向けた
本学の取り組み」です。

2020年度入試での取り組みとして、「アドミッシ
ョンセンターの有効稼働」「公正・公平な入試の
継続」「面接委員として教育職員以外の職員の参
加」「試験問題および解答の開示」「Web出願シ
ステムおよび学務システムの新規導入」の５点
が挙げられています。

さらに加えてホームページでの「医学科入試結果
の公表」とその抜粋が掲載されています。

東京医科大学医学部医学科の入試結果には、男女
別の志願者数や合格者数の他に、卒業年度男女別
の入試結果も公表されています。

卒業年度は現役、1浪、2浪、3浪、4浪以上に区
分されていて、それぞれ男女別の志願者数、受験
者数、合格者数、入学者数が明らかにされていま
す。

一般入試で合格率を見ると、最も合格率が高いの
は、1浪男子で14.3％、次が2浪女子で13.6％
でした。男子全体の合格率は11.3％、女子全体の
合格率は9.6％で男子が女子を上回りました。

一般入試からの入学者は男子56名（65.9％）、女
子29名（34.1％）でした。センター試験利用入
試、推薦入試も加えた入学者の割合は男子64.7％、
女子35.3％と一般入試からの入学者の男女比と
ほぼ同じでした。

医学部の中には、詳細な入試結果を公表しない
大学もまだあります。公表しない理由は分かり
ませんが、受験生のために入試結果の限りない
公表を望みます。

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