医学部入試

リーディングとリスニングの配点比率は、大学によって異なる

これまでのセンター試験に代わって、来年の1月
からは大学入学共通テストが実施されます。「これ
までに無い、問い方」の問題が出題されます。

また、センター試験では60分だった数学ⅠAの
試験時間が10分伸び、70分になります。もとも
と大学入学共通テストの数学ⅠAでは記述式問題
を出題する予定で試験時間を10分伸ばしたので
すが、記述式問題の出題が無くなっても試験時間
は当初の予定通りとなりました。

大学入学共通テストになって大きく変わるのは、
英語の配点です。センター試験ではリーディン
グ(筆記)200点、リスニング50点の250点満
点で、リーディングとリスニングの配点比率は
4対1でした。これが大学入学共通テストでは、
リーディング100点、リスニング100点となり
配点比率は1対1になります。

リーディングとリスニングが1対1になること
について、不安を覚える医学部受験生、歯学部
受験生も少なくないのではないでしょうか?

ここで気を付けてもらいたいことが「合否を判
定する際のリーディングとリスニングの配点比
率は、大学が独自に決める」ということです。

例えば旭川医科大学、札幌医科大学が合否判定
をする際の配点比率は1対1です。山梨大学医
学部も1対1です。ところが、東京医科歯科大
学や浜松医科大学は3対1、福島県立医科大学
は3対2、横浜市立大学医学部や滋賀医科大学
は4対1です。

実際に合否判定をする時のリーディングとリス
ニングの配点比率は大学によってバラバラです。

医学部、歯学部の配点比率をきちんと調べて、
自分に向く配点比率の大学を把握してください。

*オンライン個別について詳しくはこちらから*